みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
最近、写真家でYouTuberの西田航さんは、150万円以上もするライカ M11-Dという高級カメラを使いこなす一方で、CANONのエントリーミラーレスカメラEOS R100のような手頃なモデルでも作品づくりを楽しむ姿勢を見せてくれています。
その幅広いアプローチに感銘を受けた僕は、自分自身の写真ライフを振り返るきっかけをもらいました。
高価な機材だけが写真のすべてではない——そんなメッセージを彼の活動から感じ取り、僕自身が過去に撮影した写真を見直してみることにしました。
EOS M5で撮影した静岡・熱川バナナワニ園の写真
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、1枚1枚じっくりとご覧ください。
EOS R100の話題に触れたことで、ふと思い出したのが以前愛用していたCANONのミラーレスカメラ「EOS M5」と、ズームレンズ「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」で撮影した写真でした。その中でも特に印象的だったのは、静岡県の熱川バナナワニ園で撮った写真たちです。
陸上で横たわるワニを収めた写真は、ボテッとしたほっぺたと空に向かって広げられた手のひらが愛らしい一枚。ワニ皮の質感描写にも驚かされました。
さらに、水面の煌めきと共に写るワニのシルエットや、鮮やかな緑をたたえる植物の写真も、APS-C機ながら驚くほど美しい仕上がりでした。当時は「小さなカメラでここまで撮れるんだ」と感動したのを覚えています。
撮影中に感じたのは、特別な機材がなくても、自分の視点や構図次第で十分に「作品」を作り上げられるということ。写真が持つ楽しさを再確認できた瞬間でした。
現代のエントリーカメラ:EOS R100の魅力
EOS M5を振り返る中で気づいたのは、現代のエントリーカメラはさらに進化しているということ。特にEOS R100は、APS-Cセンサーを搭載しつつ、小型・軽量で持ち運びしやすいデザインが特徴。さらにカメラの価格高騰が著しい現在でも10万円を切る手頃な価格帯で手に入ることも魅力的です。
最近では、高級カメラと同じようにエントリー機でも画質が十分に高いので、家族の思い出や日常のスナップ撮影には最適だと感じます。プロでなければ、むしろ「気軽に持ち出せる」という点が重要ではないでしょうか?
EOS R100のようなエントリー機なら、初心者の方でも直感的に操作でき、撮影そのものを楽しめるはずです。
エントリー機で楽しむ写真ライフのすすめ
カメラの価格やスペックにこだわるのも写真好きとして楽しいですが、僕が改めて感じたのは「写真を撮る機会を増やすこと」の大切さです。高価なカメラを手に入れても、重たくて持ち歩かないようでは意味がありません。
それよりも、日常的に持ち歩けるサイズ感や気軽さを大事にすることで、写真ライフはもっと豊かになるのではないでしょうか?
EOS R100のようなエントリーカメラとキットレンズの組み合わせは、普段使いにぴったりです。休日のお出かけや家族旅行で、ふと目に入った風景や何気ない日常を写真に残す楽しさを、ぜひ皆さんにも体験してほしいと思います。
まとめ:写真を通じて広がる世界
どんなカメラを使うかよりも、「どんな写真を撮りたいか」を意識することが大切。僕自身もエントリーカメラを通じて、写真の魅力を再発見しました。
みなさんもぜひ、自分に合ったカメラを手に取り、気軽に写真を撮ることから始めてみてください。エントリー機で撮る日常の一枚が、思いがけない名作になるかもしれませんよ。
コメント