みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
2017年7月、夫婦旅行で訪れた名古屋港水族館。この日、僕はEOS 80Dを手に撮影し、妻にはPowerShot G7 X Mark IIを託しました。
軽量で扱いやすいこのカメラは、開放F1.8の明るいレンズを搭載しており、水族館のような暗い環境でも力を発揮。
今回は、妻が撮影してくれた作例を中心に、このカメラの魅力をお伝えします。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
Canon PowerShot G7 X Mark IIの特長
G7 X Mark IIは1インチセンサー搭載のおすすめコンパクトデジタルカメラ。フルサイズ換算24-100mmの明るいF1.8-2.8のレンズを搭載しており、暗所でも感度を上げすぎることなく美しい写真が撮れます。
画素数は約2010万画素とちょうどいい塩梅。レンズシフト式の手ブレ補正も心強かったです。
手に馴染むこのカメラの性能を存分に活かして、水族館での撮影を楽しみました。
【作例】JPEG撮って出し
水族館での撮影ハイライトとポイント解説
イルカ水槽の前での一枚
絞り：F1.8 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：500 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
僕がイルカの尾を掴んでいるように見える写真。F1.8の明るいレンズでも適切な距離感で撮影することでパンフォーカスを実現し、背景も鮮明に写せました。暗所でも感度が抑えられ、シャッタースピードも維持できるので助かりました。
シャチの模型や骨格標本
絞り：F1.8 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：125 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
広角端を活用して撮影。シャチの艶やかな質感や骨格標本のディテールがしっかり表現され、展示物の迫力を伝えることができました。
クラゲの幻想的な世界
絞り：F1.8 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：500 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
開放F1.8で撮影。被写体に寄ることで背景をぼかし、クラゲの透き通る美しさを引き出しました。
魚の群れの迫力
絞り：F2.8 | シャッタースピード：1/125秒 | ISO：3200 | 焦点距離：36.8mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
望遠端換算100mmで撮影。ISO 3200で高感度ノイズは出ていますが、泳ぐ魚たちの躍動感を画面いっぱいに捉えることができました。
ウミガメの化石展示
絞り：F1.8 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：320 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：+0.3EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
広角端で正面から撮影。こちらに向かって泳いでいるようなダイナミックな一枚に仕上がりました。
珊瑚礁のブルーな世界
絞り：F1.8 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：160 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：-1.0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
水槽の青い照明が鮮やかに写り、まるで海の中にいるかのような美しい一枚。カメラの鮮やかさが際立つ作例です。
夕日をバックに記念写真
絞り：F2.0 | シャッタースピード：1/2000秒 | ISO：125 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：+1.7EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
妻が撮ってくれた僕の写真。逆光の状況でも内蔵ストロボを活用して顔を明るく持ち上げました。内臓ストロボ搭載機の便利さを改めて実感しました。
その他の作例ギャラリー
絞り：F2.0 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：1600 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：+1.3EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
ディナーは風来坊の手羽先をいただきました。
絞り：F1.8 | シャッタースピード：1/40秒 | ISO：3200 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：+0.3EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
当時の僕はいまより10キロ以上痩せていました。基礎代謝は大事ですね。
絞り：F2.0 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：160 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
絞り：F2.8 | シャッタースピード：1/125秒 | ISO：1600 | 焦点距離：20.5mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
Canon PowerShot G7 X Mark IIで感じた魅力
今回使用したG7 X Mark IIは、軽量かつ小型で非常に扱いやすいカメラでした。
明るいレンズと1インチセンサーの組み合わせにより、水族館のような暗い環境でも綺麗な写真が撮影可能。パンフォーカスを作りやすい特性もあり、背景まで鮮明に残したいシーンには特に最適だと感じました。
EOS 80Dの作例も併せてご覧ください
絞り：F2.8 | シャッタースピード：1/60秒 | ISO：640 | 焦点距離：8.8mm | 露出補正：±0EV | 使用機材：Canon PowerShot G7 X Mark II
今回の記事は、前日公開したEOS 80DとEF-S24mm F2.8 STMの作例記事の番外編です。そちらの記事もぜひチェックしてみてください！
また、PowerShot G7 X Mark IIの弟分としておすすめのG9 X Mark IIでの作例記事もあります。下記リンクから詳細を確認してみてください。
まとめ：名古屋港水族館での撮影を振り返って
夫婦で訪れた名古屋港水族館は、素敵な思い出になりました。
特にCanon PowerShot G7 X Mark IIの使いやすさと性能は、日常使いにも旅行にも最適です。高感度ノイズの粒状感はライバル機のSONY RX100シリーズより抑えられている印象です。
カメラ選びに迷っている方にはぜひ一度試してほしい一台。ミラーレス一眼のサブ機としても重宝すると思いますよ。
この記事で使用したカメラはこちら
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