みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
「潮干狩りにカメラって大丈夫?」と思う方もいるかもしれませんが、OLYMPUS Tough TG-5なら、水場でも気にせず撮影が可能です。
今回は、2019年4月に妻と訪れた山田海岸潮干狩場(愛知県知多郡南知多町)と名古屋城をTough TG-5で撮影した作例(JPEG撮って出し)を交えながらレビューします!
私は過去、各メーカーのカメラボディ約70種類、レンズ約60種類を使い比べてきましたが、機材のスペックを追い求めずに感性を磨こうと、富士フイルムの「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」のみを残して全て売却しました(その後、厳選した機材を若干追加しています)。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
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Tough TG-5の魅力|潮干狩りでも安心のタフネス性能
焦点距離:6.4mm | シャッタースピード:1/30秒 | 絞り:F2.6 | ISO:500 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
防水&防塵で潮干狩りも怖くない
潮干狩りは砂や海水がカメラの大敵ですが、Tough TG-5なら水で洗えてしまうので問題なし!実際に砂浜で撮影してみても、気にせず構えられるのは大きなメリットでした。
「平成レトロ」な写りも魅力!
最近流行りの”平成レトロ”な写真が撮れるのもこのカメラの面白いところ。コンデジらしいちょっと甘めの画質が、逆にエモい仕上がりになります。
画質はスマホより劣るが、意外と綺麗に撮れる
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/1000秒 | 絞り:F2.0 | ISO:100 | -1.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
センサーサイズは1/2.33型と小さいのですが、開放F2.0でパンフォーカスが簡単に出せるというメリットもあります。背景をぼかしたい人には不向きですが、旅行写真ではその場所の説明も必要なので、むしろ使いやすい印象でした。
【潮干狩り】実際の作例と撮影のコツ
妻が潮干狩りする様子をローアングルで撮影
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/800秒 | 絞り:F2.8 | ISO:100 | +0.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
タフカメラならではの強みを活かし、地面スレスレからのアングルで撮影。無茶な構図でも安心です。
近接撮影でカニを撮る!
焦点距離:13.5mm | シャッタースピード:1/250秒 | 絞り:F5.6 | ISO:100 | +0.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
Tough TG-5はマクロ性能が優秀!カニにぐっと寄って撮ると、ある程度ボケも出せます。このカメラに搭載された顕微鏡モードを使えばミジンコなどの微生物の観察にも使えるほどマクロ性能には強いです。
貝の洗い場でのショット
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/1000秒 | 絞り:F2.8 | ISO:100 | +0.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
砂を落とす様子も撮影。水に濡れても壊れる心配がないので、普通のカメラでは撮れないシーンが残せます。
【ランチ&買い物】潮干狩り後の楽しみも撮影
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/2000秒 | 絞り:F2.8 | ISO:100 | -0.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/400秒 | 絞り:F2.8 | ISO:100 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/800秒 | 絞り:F2.0 | ISO:100 | -0.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
潮干狩りの後は、鮮魚市場や浜焼きバーベキュー場がある「魚太郎」で昼食を。鉄火丼やソフトクリームをいただきました。
鉄火丼を撮影|いかにもコンデジな写りがエモい
焦点距離:8.4mm | シャッタースピード:1/400秒 | 絞り:F3.1 | ISO:100 | -1.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
スマホよりものっぺりとした質感の写真になり、平成レトロな雰囲気が楽しめました。
アサリ売り場|お土産も撮影
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/100秒 | 絞り:F2.0 | ISO:100 | -0.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:5.9mm | シャッタースピード:1/2000秒 | 絞り:F2.4 | ISO:100 | -0.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
潮干狩りで不漁でも、ここでアサリを買えば大丈夫。笑
【名古屋城】桜とライトアップの作例紹介
焦点距離:10.3mm | シャッタースピード:1/160秒 | 絞り:F3.5 | ISO:100 | +0.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
桜満開の名古屋城をスナップ
焦点距離:7.3mm | シャッタースピード:1/60秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -0.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
やや解像感に欠けますが、エモさ重視なら十分!
夕日をバックにシルエットで城を撮影
焦点距離:16.5mm | シャッタースピード:1/800秒 | 絞り:F4.7 | ISO:100 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
オレンジのグラデーションが綺麗に出て、印象的な一枚に。
お堀の水面に映る空|ローキーな作例
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/800秒 | 絞り:F2.0 | ISO:100 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
Tough TG-5のダイナミックレンジは狭めですが、ハイライトを強調する撮影で雰囲気のある写真に仕上がりました。
妻と城を背景に記念撮影
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/800秒 | 絞り:F2.0 | ISO:100 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
開放F2.0でもパンフォーカスで撮れるので、旅のスナップに最適。
ライトアップされた城と深い紺色の空
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/30秒 | 絞り:F2.0 | ISO:250 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
広角で城の真下から見上げるアングルで撮影し、迫力ある写真になりました。空と城の色の対比も美しい。
城内でシルエットを活かした一枚
焦点距離:18mm | シャッタースピード:1/15秒 | 絞り:F4.9 | ISO:1600 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
ライトアップに浮かび上がった家族のシルエット。
焦点距離:18mm | シャッタースピード:1/6秒 | 絞り:F4.9 | ISO:1600 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
高感度により画質は荒れますが、エモさ重視ならむしろ魅力的な仕上がりに。
その他の作例ギャラリー
焦点距離:11.0mm | シャッタースピード:1/100秒 | 絞り:F3.6 | ISO:200 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
満開の桜とススキの共演。春と秋が一緒に見られる不思議な場所。
焦点距離:11.0mm | シャッタースピード:1/80秒 | 絞り:F3.6 | ISO:200 | -1.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
石垣の暗い部分が桜の美しさを引き立ててくれました。
焦点距離:11.0mm | シャッタースピード:1/125秒 | 絞り:F3.6 | ISO:160 | -1.7EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:9.0mm | シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F3.2 | ISO:500 | -1.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:11.0mm | シャッタースピード:1/80秒 | 絞り:F3.6 | ISO:200 | -1.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/30秒 | 絞り:F2.0 | ISO:640 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
焦点距離:6.4mm | シャッタースピード:1/30秒 | 絞り:F2.6 | ISO:400 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
金のシャチホコを画面いっぱいに入れ、迫力をだしました。
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/13秒 | 絞り:F2.0 | ISO:800 | -1.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
出入り口としての機能だけでなく、防御性と威厳を兼ね備えた重要な建築物となっている名古屋城の門。ライトアップにより、グラデーションが美しく表現できました。
焦点距離:7.9mm | シャッタースピード:1/40秒 | 絞り:F2.9 | ISO:320 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
城内を歩く人々の足を白黒かつシルエットで撮影。コンパクトながらいろいろ遊べるカメラですね。
焦点距離:4.5mm | シャッタースピード:1/8秒 | 絞り:F2.0 | ISO:800 | -0.3EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
お堀のリフレクションを活かして石垣と桜を。ISO800でもノイズが多めですが、記録写真なので問題なし。
焦点距離:6.4mm | シャッタースピード:1/30秒 | 絞り:F2.6 | ISO:500 | -2.0EV | 使用機材:OLYMPUS Tough TG-5
暗闇に浮かび上がる白壁が印象的。
まとめ|Tough TG-5は旅のお供におすすめのタフカメラ
実際に使ってみて感じたTough TG-5の魅力をまとめると、
- 水場や砂場でも気にせず撮れる防水性能
- コンデジらしい平成レトロな写りが楽しめる
- 旅行スナップなら画質は十分!パンフォーカスが便利
- ボケは期待できないが、逆に旅の記念撮影には最適
大型センサーを搭載した最近のミラーレスカメラや最新のスマホには劣る部分もありますが、「撮れないよりは、撮れたほうがいい!」そんなタフな環境で活躍するカメラです。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください↓
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