Canon PowerShot V1発表!静止画派の僕が気になったポイントとは?
みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
本日、CanonからVlogカメラ「PowerShot V1」が発表されました。
僕が初めて使った一眼レフがキヤノンだったこともあり、キヤノンのJPEGの発色やダイナミックレンジの広さ、操作性、ファインダーの見やすさは大好きです。とはいえ、最近はクラシックなデザインのカメラに惹かれて富士フイルム機を愛用しているので、今はキヤノンのカメラを所有していません。
しかし、今回発表されたPowerShot V1は久しぶりに気になる機種。動画向けカメラながら静止画でも活躍できそうなポイントが多く、購入を検討する価値があると感じました。
今回はV1のスペックや特徴、静止画撮影視点でのメリット・デメリットを掘り下げて紹介していきます。
PowerShot V1の主なスペック
項目 | スペック |
---|---|
画素数 | 約2,230万画素(静止画) |
センサーサイズ | 1.4型CMOSセンサー(アスペクト比3:2) |
レンズ焦点距離 | 16-50mm(フルサイズ換算) |
レンズF値 | F2.8(W)-4.5(T) |
撮影距離 | 5cm~∞(W)、15cm~∞(T) |
ファインダー | なし |
液晶モニター | バリアングル式3.0型(約104万ドット) |
ISO感度 | ISO100~ISO32000(拡張ISO51200相当) |
NDフィルター | 減光3段分 |
手ぶれ補正 | 補正効果5.0段 |
連写性能 | メカシャッター: 最高約15コマ/秒、電子シャッター: 最高約30コマ/秒 |
記録媒体 | SDカード(UHS-II対応)シングルスロット |
バッテリー | LP-E17 |
サイズ | 幅118.3×高さ68.0×奥行52.5mm |
質量 | 約426g(カード、バッテリー含む) |
Vlog機として発表されましたが、このスペックを見るとスチル用途でもかなり優秀に思えます。特に1.4型CMOSセンサーの採用は、コンデジとしては珍しく、画質へのこだわりを感じます。
以前、PowerShot G1 X MarkIIIというコンデジを所有していましたが、こちらも大型のAPS-Cセンサー搭載で画質はピカイチでした。


PowerShot V1の魅力ポイント
僕が静止画目線でV1に注目した理由をいくつか挙げてみます。
1.4型の大型センサー搭載で画質が良い
一般的な高級コンデジの1インチセンサーより約2倍の面積を持つ1.4型CMOSセンサーを採用。これにより、高感度耐性やダイナミックレンジの広さが期待できます。
16-50mmの広角ズームレンズ
フルサイズ換算で16mmの超広角撮影が可能。狭い場所や大人数での撮影、旅行、風景、建築写真などで活躍しそうです。
瞳AF搭載でポートレート撮影も快適
キヤノンの瞳AFは信頼性が高く、特に動き回る子どもの撮影に便利。動物(犬・猫)も認識可能なので、ペット撮影にも◎。
とても寄れる
広角端で5cm、望遠端で15cmまで寄れるので、テーブルフォトや料理、草花などもストレスなく撮影できるます。
メカシャッター&高速連写対応
電子シャッターだけでなく、1/2000秒のメカシャッターを搭載。動きのある被写体にも強いです。シャッター音が小さめなので、スナップ向きなのも気に入ったポイント。
手ぶれ補正&NDフィルター内蔵
手ぶれ補正があるため夜景撮影にも強く、NDフィルター搭載で昼間のスローシャッターも可能。
USB-C対応で充電・給電が便利
外出先でもモバイルバッテリーで充電できるのは嬉しいポイント。
惜しいポイント
静止画向けに考えると、いくつか惜しい点もあります。
ファインダーがない
屋外の明るい環境では液晶モニターが見づらい場面もあり、できればEVFが欲しかったところ。
望遠側がやや物足りない
16-50mmは広角寄りで、スナップ撮影では少し構図が制限されるかも。個人的には100mmくらいまで欲しかったです。
F値が少し暗め
広角端でF2.8、望遠端でF4.5なので、もう少し明るいレンズだと理想的でした。
チルト液晶が良かった
バリアングルモニターはVlog用途には最適ですが、ウエストレベルでの静止画撮影はチルトの方が使いやすかったりします。
静止画の撮影可能枚数が不明
公式サイトにも記載がなく、どのくらい撮れるのか気になります。500枚以上持てば嬉しいですが…。
結局、PowerShot V1は買い?
結論として、静止画派の僕でも「アリ」だと感じました。
- コンパクトかつ高画質で、旅行やスナップに最適
- 超広角16mmスタートのズームレンズが魅力
- 手ぶれ補正&NDフィルター内蔵で撮影の幅が広い
一方で、ファインダーの欠如や望遠側の物足りなさを考えると、「本格的な静止画メインの人は他の選択肢も考慮」した方が良いかもしれません。
価格はEOS R10 + RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMキットと同じくらいなので、コンパクトさや広角の必要性で選ぶならPowerShot V1、機能面や使いやすさで選ぶならEOS R10が良さそうです。
個人的には、PowerShot V1のコンパクトさと「これひとつ。それでいい。」というコンセプトが気に入りました。静止画用途でも十分楽しめるカメラです。
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皆さんは購入しますか?ぜひ、コメントでぜひ教えてください!







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