はじめに|星空と光のアートが融合する「Winter Night Tour」
みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
いまからちょうど7年前、冬の寒さが厳しい2月に僕たち夫婦は長野県阿智村の「富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら」で開催された「天空の楽園 Winter Night Tour 2018 STARS BY NAKED」に参加しました。
阿智村は環境省に「日本一星空が綺麗な村」と認定された場所。そんな星空の下で、プロジェクションマッピングやライトアップによる幻想的な演出が楽しめるイベントです。
この特別な夜を記録するために持参したのは、スナップ撮影の名機「RICOH GR」と、高画質なAPS-Cコンデジ「Canon PowerShot G1 X Mark III」の2台。
どちらもコンパクトながら高性能なカメラで、旅スナップにもってこいのモデルです。
今回は、その撮影体験と作例をたっぷり紹介していきます。
使用機材|RICOH GR & PowerShot G1 X Mark III
RICOH GR
- APS-Cセンサー搭載の高画質スナップシューター
- 28mm単焦点レンズで広角スナップに最適
- シンプルな操作性で右手だけで直感的に撮影可能
PowerShot G1 X Mark III
- キヤノンのAPS-Cセンサー搭載コンデジ
- ズームレンズ搭載(24-72mm相当)で汎用性が高い
- 広角端はF2.8と明るい
- 手ブレ補正搭載で、手持ちの夜景撮影にも強い
- 見やすいファインダーとバリアングルモニタ付き
この2台を駆使して、「Winter Night Tour」の幻想的な光景を撮影しました。
【作例】幻想的な光の世界へ|Winter Night Tour
入口のライトアップ|テーマパークのよう
会場入り口のコンテナやライトアップでイベントへの期待感が高まります。
光に照らされた人々の後ろ姿|SF映画のような光景
順番待ちの列に並ぶ人々。強いライトに照らされ、そのシルエットがゾンビ映画の「検疫待ちシーン」のような雰囲気に(笑)。ブレた写真ですが、会場の興奮が伝わる印象的な一枚になりました。
妻の黒いコートに映るプロジェクションマッピング

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/10秒 | ISO:3200 | 露出補正:-1.0EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III
妻の黒いコートに、プロジェクションマッピングの光が投影される様子を撮影。

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/5秒 | ISO:3200 | 露出補正:-0.7EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III
高感度性能を活かし、ノイズを抑えながら撮影。
シンプルなシーンながら、光が映える美しい写真になりました。
ダイナミックな光のパフォーマンス

絞り:F5.0 | シャッタースピード:0.5秒 | ISO:3200 | 露出補正:-0.3EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III
会場では、プロジェクションマッピングと音楽が融合したパフォーマンスが繰り広げられました。
光と影のコントラストが際立ち、迫力のあるカットになりました。
近未来的なフードコート|宇宙船のような空間

絞り:F5.0 | シャッタースピード:1/20秒 | ISO:3200 | 露出補正:+0.7EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III
フードコートの壁にも、プロジェクションマッピングが施されていました。まるで宇宙船の内部にいるような幻想的な雰囲気。
僕が好きなSF映画のような、非日常感あふれる写真が撮れました。
その他の写真作例

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/60秒 | ISO:800 | 露出補正:-0.7EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/5秒 | ISO:3200 | 露出補正:-2.0EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F5.0 | シャッタースピード:1/15秒 | ISO:3200 | 露出補正:+0.7EV | 焦点距離:21.9mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F5.6 | シャッタースピード:1/160秒 | ISO:2000 | 露出補正:-0.7EV | 焦点距離:42.2mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F5.6 | シャッタースピード:1/13秒 | ISO:3200 | 露出補正:-0.7EV | 焦点距離:42.2mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F4.5 | シャッタースピード:1/80秒 | ISO:2000 | 露出補正:+0.7EV | 焦点距離:23.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/10秒 | ISO:3200 | 露出補正:+0.7EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/60秒 | ISO:800 | 露出補正:-1.0EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III

絞り:F2.8 | シャッタースピード:1/10秒 | ISO:3200 | 露出補正:-0.3EV | 焦点距離:15.0mm | 使用機材:CANON PowerShot G1 X Mark III
撮影を終えて|Winter Night Tourの魅力と撮影ポイント
寒さが厳しい冬の夜でしたが、別世界のような幻想的な光景を楽しめました。
撮影のポイント
- 暗いシーンでは露出補正をマイナスにし、暗部を引き締める
- 光の演出を活かし、シルエットやブレを味方にする
- 広角レンズでダイナミックな構図を意識する
特に、GRとG1 X Mark IIIの組み合わせは、単焦点スナップとズームの両方に対応でき、イベント撮影に最適でした。
まとめ|Winter Night Tourは写真好きにおすすめのイベント
「天空の楽園 Winter Night Tour」は、日本一の星空と最先端の光の演出を組み合わせた唯一無二の体験ができるイベントでした。
写真好きなら、プロジェクションマッピングや星空を存分に楽しめること間違いなし。
イベント詳細はこちら → 公式サイト
今回の記事で感じたのは、「RICOH GR」と「PowerShot G1 X Mark III」の旅カメラとしての優秀さ。どちらもコンパクトでありながら高画質で、旅の思い出をしっかり残せるカメラです。
GRシリーズやG1 X Mark IIIが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
それでは、また次回の作例記事でお会いしましょう。
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