みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
今回は「昔使っていたレンズの作例を振り返ろう」のコーナー第二弾。
富士フイルムのコンパクトな単焦点レンズ「XF16mmF2.8 R WR」一本で撮影したみかん狩りの記録写真をお届けします。ボディはX-Pro2と合わせました。
撮影日は2019年12月15日、出かけたのは静岡県浜松市の「カネカみかん狩り園」です。
富士フイルムコンパクトプライムシリーズを比較検討中の方、「XF16mmF2.8 R WR」の写りが気になる方はぜひご覧ください。
それではどうぞ。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影した写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
【作例16枚】すべて開放で(JPEG撮って出し)
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、こたつでみかんを食べながら1枚1枚じっくりとご覧くださいww

シャッタースピード:1/8000秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -3.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
みかん狩り園に到着。大きな看板とみかんのオブジェがあり、すぐに「ここだ!」と、わかりました。

シャッタースピード:1/8000秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -3.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR

シャッタースピード:1/8000秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.7EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
浜名湖の支湖「猪鼻湖」が望めるロケーション。

シャッタースピード:1/6400秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
お土産付きのお得なプランもありました。

シャッタースピード:1/1100秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -0.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
坂道を少し登るとみかん畑に入れます。

シャッタースピード:1/680秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -0.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
たわわに実ったみかん。どれが一番甘いか予想しながら品定め……。

シャッタースピード:1/3800秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
露出をかなり下げたものの逆光気味だったので雲は白く飛び、顔は暗く写ってしまいました。思い切って露出を上げ、白飛びは無視してもよかったかもしれません。
しかしながらアンダーな写真が好きなのです。

シャッタースピード:1/1600秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | ±0EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
おいしそうな個体を発見!

シャッタースピード:1/1700秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -2.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
こういうカットがあるとリズムがでる気がします。

シャッタースピード:1/850秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -0.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
デコポンのような個体もありました。

シャッタースピード:1/1700秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
皮をむいて次々にパクつきます。

シャッタースピード:1/2700秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
皮はコンテナへ。

シャッタースピード:1/2200秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
近接撮影ではピント面が少しふんわりし、味のある描写も楽しめます。

シャッタースピード:1/1600秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
近接撮影しなければシャープに写ります。

シャッタースピード:1/5400秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -1.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
サイド光では色がこってりと乗っていい感じです。

シャッタースピード:1/4700秒 | 絞り:F2.8 | ISO:200 | -0.3EV | クラシッククローム | WB:晴れ(R:-2,B:-2) | 使用機材:FUJIFILM X-Pro2 + XF16mmF2.8 R WR
また来ま〜す!
ありがとうございました。
カメラセッティング
今回のカメラ設定は以下のとおりです。
X-Pro2には筆者の大好きなフィルムシミュレーション「クラシックネガ」が搭載されていないので、当時一番フジらしい色味だと感じて使っていた「クラシッククローム」に設定してありました。
- フィルムシミュレーション:クラシッククローム
- ダイナミックレンジ:100%
- ハイライトトーン:-1
- シャドウトーン:-1
- カラー:0
- シャープネス:-3
- 高感度ノイズ低減:0
- 点像復元処理:ON
- グレイン・エフェクト:OFF
使用したカメラ
富士フイルム「X-Pro2」
「XF16mmF2.8 R WR」のよいところ
よいところは以下のとおりですが、とにかく小さくて軽いのが一番の魅力。F2.8の明るさで適度なボケ味も得られてGood。付属のフードも花形でかわいかったです。
- コンパクトで軽い(約155g=フード・キャップ除く)。
- 防塵防滴・-10℃の耐低温構造
- 開放F2.8で明るい
- 絞りリング搭載で操作が楽しい
- 高速&静音AF
コンパクトプライムシリーズの1本
このレンズは富士フイルムのコンパクト・軽量・スタイリッシュなレンズラインナップ「コンパクトプライムシリーズ」のうちの1本。
同シリーズの代表的なレンズには、
- XF8mmF3.5 R WR(換算12mm)
- XF16mmF2.8 R WR(換算24mm)
- XF23mmF2 R WR(換算35mm)
- XF35mmF2 R WR(換算53mm)
- XF50mmF2 R WR(換算76mm)
などがあります。
いずれも軽量・コンパクトで質感が高いので、フジのX-Eシリーズ、X-Proシリーズとの相性抜群です。すべて揃えてしまいたくなります。
まとめ:気軽に持ち出せる記録用レンズ
「XF16mmF2.8 R WR」は、旅や日常をパシャパシャと気軽に撮影していくスタイルに向いた広角の記録用レンズだと感じました。
手持ちの「XF33mmF1.4 R LM WR」(換算50mm)と合わせて、このレンズが一本あると表現の幅が広がると思います。
取り回しが非常によいので、「使うかわからないけどとりあえずバッグに入れていこう…」という作戦もあり。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
それではよいフォトライフを〜。
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