みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
昨年3月、妻と一緒に長野県駒ヶ根市の「アクアロマン・いちご駒ヶ根園」へ行ってきました。
高設栽培で立ったままいちご狩りを楽しめる快適な環境と、ハウス内に広がるやわらかい自然光が印象的なスポットでした。
今回は、この場所で撮影した写真作例と、使用機材「富士フイルムX-T5 × XF33mmF1.4 R LM WR」のレビューをお届けします。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
撮影環境と機材の魅力
- 撮影場所: 長野県駒ヶ根市「アクアロマン・いちご駒ヶ根園」
- 撮影日: 2024年3月
- 使用カメラ: 富士フイルム「X-T5」
- 使用レンズ: XF33mmF1.4 R LM WR
今回使用したのは、僕の愛機富士フイルム「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」。特に以下の点でおすすめです。
X-T5の魅力
・クラシカルなデザインと直感的なダイヤル操作
・多彩なフィルムシミュレーション(全20種類)搭載
・バッテリーもちがよい(Xシリーズで屈指の性能約740枚)
・手ぶれ補正が優秀
・オートホワイトバランスが優秀
XF33mmF1.4 R LM WRの魅力
・開放F1.4による柔らかなボケとシャープさ
・近接に強い(最短撮影距離約30cm)
・金属鏡筒で質感が高い
・AFがとても早い
・防塵・防滴仕様
これらの機材があれば、初心者でもプロ顔負けの写真が撮れること間違いなし!


【作例】|X-T5×XF33mmF1.4で捉えたいちご狩りの魅力
JPEG撮って出しでの作例をご覧ください。
ハウス内でいちごを探す妻

シャッタースピード:1/15000秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | +0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
高設栽培のおかげで腰をかがめる必要がなく、快適にいちご狩りができる様子を撮影。柔らかな自然光が差し込むハウス内は、人物撮影にも適した光環境でした。
いちごをほおばる妻|クラシックネガの風合い

シャッタースピード:1/1900秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | +0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
X-T5のフィルムシミュレーション「クラシックネガ」を使用し、エモーショナルな色合いに。少し褪せたトーンが、昔ながらのフィルム写真のような味わいを演出してくれます。
たわわに実るいちご|プラス補正&開放での描写

シャッタースピード:1/680秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | +1.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR

シャッタースピード:1/420秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | +1.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
露出補正をプラスに設定し、鮮やかに実ったいちごを印象的に表現。XF33mmF1.4 R LM WRの開放F値を活かして撮影した結果、前後のボケが柔らかく、ピント位置が際立つ美しい描写になりました。
ハウスのパイプがロボットの顔みたい?

シャッタースピード:1/1400秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | +1.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
思わずクスッとする構図。標準単焦点レンズならではの画角を活かし、日常の中に潜む面白い被写体を切り取る楽しさも味わえます。
使用機材のレビュー|XF33mmF1.4 R LM WRの実力
解像感と立体感のバランスが絶妙
XF33mmF1.4 R LM WRは、開放から非常にシャープで、いちごの表面の質感までしっかりと描写。背景は自然なボケ感が生まれ、主題がしっかり浮かび上がります。
AFの速さと静粛性が優秀
いちご狩りのようなシーンでは、被写体が動くことも多いですが、リニアモーター駆動の高速AFのおかげで快適な撮影が可能でした。
X-T5との組み合わせでフィルムライクな表現が楽しめる
X-T5の豊富なフィルムシミュレーションとXF33mmF1.4 R LM WRの描写性能が相まって、JPEG撮って出しでも味わい深い写真が得られました。
いちご狩りの楽しさと撮影のポイント
「アクアロマン・いちご駒ヶ根園」では、多品種のいちごを食べ比べられるのが魅力。特に桃のような甘さの品種は驚くほど香り豊かでした。
撮影のコツ
- 露出補正をプラスに設定 → 日陰になったいちごを明るく写し、背景はキラキラに表現
- F1.4開放で撮影 → 大きなボケを活かした印象的なカットが撮れる
- クラシックネガを活用 → 懐かしい雰囲気の写真を楽しめる

シャッタースピード:1/60秒 | 絞り:F1.4 | ISO:400 | +2.7EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
↑日陰、逆光、露出プラス補正での作例です。
まとめ|X-T5×XF33mmF1.4はいちご狩り撮影に最適

シャッタースピード:1/4700秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | ±0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
今回の撮影では、X-T5とXF33mmF1.4 R LM WRの組み合わせが抜群の描写力を発揮しました。特に苺のディテールやハウス内のやわらかな光の表現が美しく、撮影の楽しさを改めて実感。
長野県でいちご狩りを楽しみつつ、美しい写真を撮りたい方には「アクアロマン・いちご駒ヶ根園」はおすすめのスポットです。
いちご棚を背景にした記念撮影ブースも用意されているので、訪れた際はぜひチェックしてみてください。
園の詳細は以下の公式サイトをチェック!
コメント