みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
皆さんは富士フイルムのフィルムシミュレーションに興味はありますか?
今回は諏訪市の片倉館で、富士フイルム「X-T5」とフィルムシミュレーション「ASTIA/ソフト」を使い、紅葉やヨーロッパ風の建物を撮影してきました。
この記事では、紅葉が鮮やかに映えるシーンから夕方のクラシックな建物まで、「X-T5」と「ASTIA/ソフト」が生む美しい瞬間を作例とともにお届けします。「こんな写真を撮ってみたい!」と思っていただけたら嬉しく思います。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影した写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
撮影場所:片倉館の魅力
片倉館は、長野県最大の湖「諏訪湖」の近くにある国重要文化財の洋風建築。大正ロマンが漂う独特なデザインは、日本にいながらにしてヨーロッパの風情を感じさせてくれます。
特に夕方、光が柔らかくなる時間帯には、建物の美しさが際立ちます。今回は、「ASTIA/ソフト」の柔らかな色調が、片倉館の外観や周囲の風景をどのように引き立てたかをじっくりご紹介します。
撮影スポットとしての片倉館についてはこちら:片倉館
使用カメラと設定
撮影には愛機の富士フイルム「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」を使用しました。「X-T5」は、クラシックなデザインと最新の高画質技術を兼ね備えた一台。
今回使用した「ASTIA/ソフト」は、柔らかくナチュラルなトーンで、風景やポートレートなど幅広いシーンに最適なフィルムシミュレーションです。
主な設定:
- フィルムシミュレーション:ASTIA/ソフト
- レンズ:XF33mmF1.4 R LM WR
- ダイナミックレンジ:100%
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- グレイン・エフェクト:OFF
- カラー(彩度):±0 or +4で調整
【作例15枚】JPEG撮って出し
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、1枚1枚じっくりとご覧ください。
① 紅葉が鮮やかに映える日陰のシーン
片倉館の周囲には紅葉が美しく色づいており、日陰での撮影にも挑戦しました。通常、日陰の紅葉は色が沈みがちですが、「ASTIA/ソフト」の発色力が鮮やかさをしっかり引き出してくれました。
光が少ないエリアでも、紅葉の細部までしっかり描写され、見る人に「その場の空気感」が伝わる仕上がりに。
② 建物外観と夕空のコントラスト
夕方の片倉館は特に圧巻。柔らかな夕陽に照らされる建物は、どこかヨーロッパの古城を思わせます。「ASTIA/ソフト」は、建物のディテールを残しつつ、空の鮮やかさも自然に再現します。
背景の青空と建物の温かみある色調のバランスが絶妙で、写真がまるで絵画のような印象に仕上がりました。
③ ローキーで撮る枯れた花の美しさ
片倉館の庭に咲く枯れた花をローキーで撮影したところ、まるで映画のワンシーンのような印象的な写真が撮れました。
「ASTIA/ソフト」の豊かな階調表現のおかげで、暗い中でもディテールが失われることなく、芸術的な一枚に仕上がりました。
④ 作例集
富士フイルム「X-T5」の魅力
「ASTIA/ソフト」で広がる表現の幅
富士フイルムのフィルムシミュレーションをただの「カメラ設定」と侮るなかれ。色や光の表現を簡単に変えられる魔法のようなツールです。
特に「ASTIA/ソフト」は、自然な色再現と柔らかなトーンが魅力で、風景やポートレート撮影にも最適でした。
公式サイトでX-T5をチェックする:フジフイルムモール
撮影の楽しさを再発見
「X-T5」のクラシカルなデザインのボディと直感的な操作性も大きな魅力。複雑な設定や後からの編集をしなくても、シャッターを押すだけで「作品」を撮れる感覚は、写真撮影の楽しさを再認識させてくれました。
諏訪市での撮影の楽しみ方
片倉館を撮影した後は、ぜひ周辺のスポットにも足を延ばしてみてください。
- 立石公園:立石公園は、諏訪市の標高934mの山腹にある展望公園です。諏訪湖やアルプス連峰を一望できる絶景スポットで、夕景と夜景が特に美しいです。公園内には時計塔(展望台)や遊具があり、家族連れにも人気。また、映画『君の名は。』の聖地としても知られ、多くのファンが訪れます。
- 高島城:「諏訪の浮城」とも呼ばれる城で、歴史的な雰囲気を感じながら撮影を楽しめます。
まとめ
片倉館での撮影を通じて、富士フイルム「X-T5」と「ASTIA/ソフト」の魅力を存分に体感することができました。
紅葉の美しさ、ヨーロッパ風の建物の魅力、そしてローキーの芸術的な表現──どれをとっても、「X-T5」と「ASTIA/ソフト」ならではの仕上がりです。
写真好きの皆さんも、ぜひ次の撮影で富士フイルムのフィルムシミュレーションを試してみてください。写真がもっと楽しくなること間違いなしです。
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