みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
長野県小諸市にある布引観音(釈尊寺)は、歴史と自然が織りなす美しいスポットです。山中に佇む観音堂周辺では素晴らしい景色を楽しむことができ、多くの写真愛好家が訪れる場所でもあります。
この日、私たち夫婦はその魅力を堪能するために訪問しました。 私は富士フイルム「X100V」を持参し、妻にはRICOH GR(初代)を託しました。
結果として、GRのポータブルさと描写力が観音堂の静謐な美しさを引き立て、想像以上のスナップ写真が撮れたので、今回の記事で詳しくご紹介します。
撮影日:2020年3月15日
【作例118枚】JPEG撮って出し
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、1枚1枚じっくりとご覧ください。
GRの28mm広角レンズは、風景をダイナミックに捉えるのに最適。
GRは、光と影のコントラストが強い場面でも繊細な階調を表現できます。
広角28mmを活かした風景構図:参道にある岩や木を大胆に切り取ることで、ドラマチックな構図が得られます。
逆光撮影で雰囲気を演出:木々のシルエットを取り入れると、情緒的な写真が撮れます
ポケットサイズを活かした気軽なスナップ:GRの手軽さを最大限に活用し、足元や見上げた景色など、普段は撮らない視点も狙ってみてください。
APS-Cセンサーの力強い描写により、岩場と観音堂の対比が鮮明に写し出されています。また、ポケットサイズのカメラだからこそ、狭い参道を歩きながらでもすぐに構図を決めて撮影ができる点が便利でした。
RAW現像なしでも、この自然な発色。布引観音の厳かな雰囲気をそのまま写真に収められたことに感動しました。
X100Vとの比較 GRは手軽さと機動力が魅力
今回の撮影で僕は、富士フイルムの「X100V」を持ち出し、布引観音での写真を撮りました。
「X100V」のクラシカルなデザインとフィルムライクな描写ももちろん魅力的ですが、GRの最大の強みは「手軽さと機動力」です。ポケットからサッと取り出して撮影できるため、観光地でのスナップ撮影には抜群の使いやすさを感じました。
特に今回のように歩きながらの撮影では、重い機材を持ち運びたくない方や、カメラ初心者にもGRが非常に適していると実感しました。
撮影後は近隣のレストランへ
店内に大きなカメラを持ち込むのは気が引けますが、GRなら大丈夫。周囲に警戒感を与えることなく、ポケットからサッと取り出して料理をおいしそうに撮影できました。
ENEOSのロゴが貼り紙で隠れて「EOS」に!CANONだ。
初代GRが魅力的な理由と購入のすすめ
今回、妻が初代GRを使いながら感じたのは「カメラが小さいほど、撮影そのものを楽しめる」ということでした。
手軽なサイズ感のおかげで、右手だけで操作が完結。観光を邪魔せずに撮影でき、さらにAPS-Cセンサーの描写力がプロレベルのクオリティを実現してくれます。
GRシリーズは初代からすでに完成度が高く、今でも中古市場で人気があります。最新モデル(2024年12月現在)のGR IIIやGR IIIxでは手ぶれ補正や新しいセンサー技術が搭載され、さらに進化しています。
初めてのスナップカメラを探している方にもGRシリーズは心からおすすめです。
初代GRのスペック表
項目 | 仕様 |
センサー | APS-C CMOSセンサー |
有効画素数 | 約1,620万画素 |
レンズ | 18.3mm F2.8(35mm換算:28mm) |
ISO感度 | 100~25600 |
シャッター速度 | 1/4000秒~300秒 |
液晶モニター | 3.0インチ(約123万ドット) |
バッテリー寿命 | 約290枚(CIPA基準) |
重量(バッテリー込) | 約245g |
まとめ
ここまでご覧いただいたあなたは相当な写真好きですね!笑
作例はいかがでしたか? 布引観音という美しいロケーションで初代GRを使って撮影する楽しさが少しでも伝われば幸いです。カメラが小さくても、驚くほど美しい写真が撮れるのがGRシリーズの最大の魅力です。
次の旅行や撮影旅に、あなたもGRを選んでみませんか? もし布引観音や他の撮影スポットでGRを使った経験があれば、ぜひコメントで教えてください。
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