みなさんこんにちはドキュメンタリー写真家のT-heyです。
冬の夜、リゾナーレ八ヶ岳で開催されたワインボトルを使ったツリーのイルミネーションを撮影に行ってきました。
作例写真は2021年12月25日に撮影したものですが、2024年もこのイベントは12月25日までの期間限定で開催中。ロマンチックで幻想的な雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回はRICOH GR IIIxを使って撮影した作例とともに、その魅力をお届けします。
リゾナーレ八ヶ岳とワインボトルツリーの魅力
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、1枚1枚じっくりとご覧ください。
リゾナーレ八ヶ岳は山梨県北杜市に位置し、自然とアートが融合したリゾート施設として知られています。中でも冬の風物詩「ワインボトルツリー」は、いくつものクリスマスツリーをワインボトルで再現したユニークなイルミネーション。昼間に見る美しさもありますが、夜はライトアップされ、一層ロマンチックな雰囲気に包まれます。
先日の記事で、富士フイルムの「X-T5」を使って撮影した昼間の様子を紹介しましたが、今回はRICOH GR IIIxを持参したときのバージョンです。
GR IIIxの高画質と手ぶれ補正機能が大活躍。幻想的な夜景をしっかり収めることができました。
RICOH GR IIIxで撮影した感想
RICOH GR IIIxを使ってみて、特に感心したのは以下の3点です。
40mm相当の焦点距離
GR IIIxの最大の特徴は、換算40mm相当の焦点距離。この標準画角はイルミネーションを見たままに切り取ることが可能。ワインボトルツリーの美しさを引き立てつつ、背景も程よくまとまる絶妙なバランスでした。
手ぶれ補正の優秀さ
夜景撮影ではどうしても手ぶれが気になりますが、GR IIIxの手ぶれ補正機能のおかげで、三脚なしでも驚くほどクリアな写真に仕上がります。この写真はシャッタースピード1/25秒ですが、ブレずに撮れました。もっと遅くしても問題ないと思います。
高画質とコンパクトさの融合
GR IIIxはポケットサイズのカメラでありながら、APS-Cセンサー搭載の高画質カメラ。40mmという画角も相まって、ワインボトルツリーの幻想的な光をドラマチックに表現できました。
ワインボトルツリー撮影のポイントとアドバイス
ワインツリーのようなイルミネーションを撮影するときは、以下のポイントを意識するとより美しい写真が撮れます。
- 40mmの画角を活かす
GR IIIxの40mm画角は、被写体を引き立てるのに最適。ツリー全体を捉えたい場合は足を使って少し距離を取る、あるいは被写体の一部に着目してディテールを切り取るとより印象的な写真になります。 - イルミネーションの色を正確に捉えるホワイトバランス
オートホワイトバランスで撮影してみて、「電球」モードやカスタム設定に変更して自分好みの色味を見つけましょう。イルミネーションの色合いを見たままに再現したり、寒色系でドラマチックに仕上げるのも楽しみのひとつです。 - ボケの活用とISOの設定
イルミネーションは前ボケや後ボケを入れるとより印象的な写真に仕上がります。ボカさず鮮明に撮りたい場合は、遠景を狙ってみましょう。ISO感度は6400くらいまでなら全く問題ないと感じました。
GR IIIxの魅力をもう一度
今回の記事執筆を通じて、RICOH GR IIIxがいかに優れたカメラかを再確認しました。換算28mmの画角を持つGR IIIと違い、40mmは被写体にフォーカスした撮影を得意とし、より被写体を強調した写真を生み出してくれます。しかも、手ぶれ補正や高画質さ、ポケットサイズのコンパクトさはそのまま!
GR IIIxは、スナップ写真だけでなく、今回のようなイルミネーション撮影でも一味違う表現を可能にしてくれるカメラです。
おまけ作例 | Panasonic LX100M2
ここからは妻に託したPanasonic LX100M2での作例をご紹介します。ホワイトバランスの調整により暖かみのある作例に仕上がっています。
このカメラの魅力
- 換算24~75mmの画角とF1.7~2.8の明るいレンズ
- 優秀な光学式手ブレ補正機構内蔵
- マイクロフォーサーズセンサー搭載で高画質
- 軽くてコンパクト(約392g…バッテリー、メモリーカード含む)
まとめ|今だけのワインボトルツリーを撮影しよう
リゾナーレ八ヶ岳の「ワインツリー」は2024年12月25日までの期間限定イベントです。ぜひ足を運び、その幻想的な景色を楽しんでみてください。
そして、その思い出をRICOH GR IIIxで記録してみてはいかがでしょうか。40mmの画角と高性能な手ぶれ補正を体感しながら、夜のイルミネーションを美しく切り取る楽しさを味わえるはずです。
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