みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
2017年7月、僕たち夫婦は名古屋港水族館に出かけました。この旅行では、Canon EOS 80DにEF-S24mm F2.8 STMという軽量コンパクトな組み合わせでスナップ写真を撮影しました。
本記事では、そのときの作例を交えながら、撮影機材のレビューと撮影のコツをお届けします!
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
撮影機材の紹介と選んだ理由
今回使用したのは、Canon EOS 80DとEF-S24mm F2.8 STM。
・EOS 80Dの魅力
- 約1390枚撮影可能な優れたバッテリー性能。
- 光学ファインダーが見やすく、撮影の楽しさを実感できる一眼レフならではの特性。
・EF-S24mm F2.8 STMの特徴
- 換算38mm相当の標準画角はスナップ撮影にピッタリ。
- 軽量で約125gとコンパクト、旅行でも持ち運びしやすい。
「どこでも気軽に撮れる」機材を選ぶことで、夫婦旅行の思い出をしっかり残すことができました。
【作例】JPEG撮って出し|名古屋港水族館
魚の群れを追うサメ
薄暗い海を思わせる水槽で、小魚を追うサメの姿を撮影しました。光の反射で小魚がキラキラと輝き、サメのシルエットが力強さを演出します。感度を上げてシャッタースピードをなんとか1/160秒確保し、被写体ブレを抑えました。
天井から吊るされたウミガメの化石
ウミガメがまるで海を泳いでいるような印象的な写真に仕上がりました。換算38mmレンズのおかげでトリミングなしでも画面いっぱいに化石を配置でき、迫力ある一枚に。
クラゲ
クラゲの柔らかな曲線美を表現した一枚。青白い光に照らされたクラゲの透明感を活かすため、絞りを開放しつつ寄って撮影しました。
水槽の前で中を見つめる妻
水槽の光が顔を浮かび上がらせ、幻想的な雰囲気を醸し出しました。青い光に照らされた妻の姿が映画『アバター』を思わせるシーンとなりました。
食堂の食品サンプル
夕日に照らされた食品サンプルをサイド光で撮影。EOS 80Dの描写力で細部までくっきり写り、温かみのある写真に。
子どもと水槽のシルエット写真
水槽内に露出を合わせることで人物をシルエットにし、ドラマチックな雰囲気を演出しました。水槽の中の青色が鮮やかに映え、幻想的な一枚に仕上がりました。
アーチ状の水槽を通る妻
水槽の反射を活かし、複数のレイヤーが重なった不思議な写真になりました。背景の来園者がまるで水中に浮かんでいるような錯覚を生む作品です。
その他の作例ギャラリー
青いタイル状の壁面と妻のTシャツのコントラストが映える一枚。
クラゲ水槽の奥に反射した僕たち夫婦を狙いました。
キヤノン機はローキーがうまくはまるので大好きです。レトロデザインのミラーレスが出てくれたら即購入します。
鏡に写った僕たち夫婦の自撮り。
旅行の途中に通りがかった神社にはたくさんの風鈴が飾られていてきれいな音色を奏でていました。
作例は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
機材の使用感と感想
EF-S24mm F2.8 STMの38mm相当の画角は、「広すぎず狭すぎず」絶妙なバランスで、スナップ撮影に最適でした。特に、寄って撮れば特定の被写体を強調でき、背景との調和もバッチリ。
ただし、いまEOS 80Dを使うとなると、ミラーレスとの次のような違いが気になるかも。
- キヤノンの光学ファインダーの見やすさは魅力ですが、実際の露出がわからない点はミラーレスに慣れた僕にとって不便に感じると思います。また暗闇ではファインダーの中も見えなくなってしまいます。
- 瞳認識AFがないため、ピントをきっちり合わせたいときはミラーレスの便利さが際立ちますね。
それでも、バッテリーライフの長さや一眼レフ特有の操作感はミラーレス全盛のいまでも十分魅力的だと感じます。
撮影のコツとまとめ
名古屋港水族館のような薄暗い場所では、ISO感度を上げつつシャッタースピードを確保することが重要です。また、魚やクラゲなど動きのある被写体を撮る際は、連写モードを活用するとあとからセレクトできるのでよい結果が得られるはずです。
CANON EOS 80DとEF-S24mm F2.8 STMは、旅行のスナップ撮影に最適な機材でした。特に「バッテリーライフ」と「レフ機での撮影体験」を重視する方にはおすすめです!
記事で紹介した機材はこちら:
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