【作例20枚】クラシックネガ&ASTIA/ソフトで動物園を撮る
旅日記(実写レビュー)
2024.10.032024.11.11
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みなさんこんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
今回は富士フイルムのカメラを携えて静岡県の浜松市動物園へ行ってきましたので、そのときの作例を「JPEG撮って出し」(リサイズのみ)でお届けします。
エモい写真が誰でも簡単に撮れるフィルムシミュレーション「クラシックネガ」成分多めです。
私は過去、各メーカーのカメラボディ約70種類、レンズ約60種類を使い比べてきましたが、機材のスペックを追い求めずに腕を磨こうと、富士フイルムの「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」のみを残して全て売却しました。当ブログでは富士フイルム「Xシリーズ」を中心に使用し、その作例を掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
今回使用したカメラ・レンズはこちら
富士フイルム「X-T5」× フジノンレンズ「XF33mmF1.4 R LM WR」
富士フイルム「X-T4」× フジノンレンズ「XF18mmF1.4 R LM WR」
広角〜標準域のレンズなので、どアップで動物たちの生き生きとした表情を捉えることはできませんが、家族でスナップ写真を楽しみながら散策するのには最適な組み合わせでした。
図鑑を作るわけではないので、楽しく撮れる組み合わせを選びましょう。
作例紹介【クラシックネガ & ASTIA/ソフトで…】
「クラシックネガ」は個性が強いけど使用頻度No.1
富士フイルムのフィルムシミュレーションといえば「クラシックネガ」。非常に個性が強いので、何を撮ってもレトロな味のある風合いに仕上がります。
「PROVIA/スタンダード」など、味付けのないありのままの写りも好きなのですが、「クラシックネガ」の「写ルンです」で撮影したような懐かしさが感じられる色味がツボにはまり、最も使用頻度が高いシミュレーションです。
「クラシックネガ」で撮影するために富士フイルムのカメラを使っているといっても過言ではありません。
「ASTIA/ソフト」のクセのない描写がお気に入り
「ASTIA/ソフト」は、標準の「PROVIA/スタンダード」に比べて彩度が高く、青や緑の鮮やかさが引き立ちます。クラシックネガで緑色を撮ると色褪せてくすんでしまうので、被写体によって使い分けるのが良いかと思います。
もともとはファッション・ポートレート用フィルムを再現しているので、肌色の表現も抜群です。
ソフトと付いているのは「Velvia/ビビッド」よりもソフトに撮れるという意味のようですw
FUJIFILMのフィルムシミュレーションなどの開発秘話や作例をプリントでご覧になりたい方は、こちらの本が参考になります。私の愛読書でもありますww
リンク
作例20枚(画像クリックで▶️スライドショーも)
絞り:F4 | シャッタースピード:1/450秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
楽しげな雰囲気とは裏腹に廃墟感が出てしまうのが玉にきずw 「クラシックネガ」は被写体や光の状況を選ぶ印象です。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/2000秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
主題がふわっと浮かび上がる「XF33mmF1.4 R LM WR」の開放F1.4。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/140秒 | ISO:640 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T4 + XF18mm F1.4 R LM WR
キリンを換算28mmでスナップ。まったく顔が写っていませんが、これはこれでw わかってくれる人がわかればよいのです。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/180秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/400秒 | ISO:640 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T4 + XF18mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/100秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
トラを超アンダーで。夕方暗くなってから撮ったので、明るいレンズで助かりました。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/480秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
フラミンゴの赤色が特徴的な発色となっています。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/680秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/80秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/680秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/125秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/600秒 | ISO:160 | クラシックネガ | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/17秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
ゴリラの背中が闇の中から浮かび上がります。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/26秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
「もののけ姫」に出てきそうな猿。暗い室内でシャッタースピードが遅くなっていますが、ボディ内手ぶれ補正のおかげでブレたのは被写体のみ。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/12秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
檻の中で寂しげなオラウータン。動物園やペットショップってどこかブルーになってしまう瞬間があります。
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/18秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/85秒 | ISO:125 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F1.4 | シャッタースピード:1/280秒 | ISO:160 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F5.6 | シャッタースピード:1/60秒 | ISO:640 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
絞り:F5.6 | シャッタースピード:1/60秒 | ISO:640 | ASTIA/ソフト | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mm F1.4 R LM WR
まとめ
「写ルンです」のフィルムを再現した「クラシックネガ」と、鮮やかでクセのない「ASTIA/ソフト」での写真はどちらも印象的でした。
特に「クラシックネガ」は色のバランスが絶妙にチューニングされているので、30年前くらいの家族アルバムをめくっているかのようなノスタルジーに浸れます。
レトロでおしゃれなカメラを探しているなら「富士フイルム」が断然おすすめ。ぜひ、20種類あるフィルムシミュレーションを使い分け、たくさんの大切な思い出を残していきましょう。
「Xシリーズ」での作例を中心とした旅日記(実写レビュー)はこちら
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