【作例30枚】EOS-1D X Mark IIで切り取る自然の風景 | 茅野市多留姫の滝

みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。

最近、寒い日が続いているので、僕の写真ライブラリを見返していたら、2018年9月に訪れた茅野市の多留姫の滝の写真が出てきました。

この写真は、かつて僕がメイン機として愛用していたCANON EOS-1D X Mark IIで撮影したものです。

フラッグシップ一眼レフカメラの中でも、その剛性感とシャッターフィーリングは唯一無二。発売当時70万円弱と高嶺の花だったこの機材も、今では10万円台で手に入ります。

最新のミラーレスカメラも魅力的ですが、メカシャッターの快感を楽しむには、こういった機材を再び手に取るのも面白いかもしれませんね。

この記事では、EOS-1D X Mark IIを使って撮影した多留姫の滝周辺の風景や植物の作例をご紹介しつつ、このカメラの魅力について語ります。

撮影地：茅野市 多留姫の滝

多留姫の滝は長野県茅野市に位置する、緑豊かな自然に囲まれたスポットです。滝の周辺には苔むした石碑や渓谷が広がり、四季折々の表情を楽しむことができます。

この日は妻と自然を散策しながら、カメラを手にいろいろとスナップしてきました。

使用機材

• カメラ：CANON EOS-1D X Mark II
• レンズ：EF16-35mm F4L IS USM

EOS-1D X Mark IIは約2020万画素のフルサイズセンサーを搭載し、ファインダー撮影時14コマ/秒の高速連写が可能なハイスペック機です。

一方で、EF16-35mm F4L IS USMは超広角ズームレンズとして風景撮影で活躍してくれます。今回はこの組み合わせで撮影に臨みました。

【作例】JPEG撮って出し

※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、１枚１枚じっくりとご覧ください。

絞りを最小に設定し、手持ちで水を流しました。CANONのIS（レンズ内手ブレ補正：イメージスタビライザー）はとても優秀で、水以外はしっかりと写っています。

多留姫の滝は富士フイルムの機材でも撮影しました。フィルムシミュレーションを使うとこう写ります↓

CANON機はシャドー部の階調の出方がとても好みです。

自然の中で見つけたアマガエル。小三元ですがボケも美しく撮影できるのでメインの被写体が引き立ちます。

この先にある橋の危険度がわかる看板 笑。

自然の中に立つ妻を背景の緑を活かして撮影しました。約2020万画素ながら、ポートレートにも十分対応できる画質です。

EF16-35mm F4L IS USMは近接性能も優れており、木に巻き付く小さな葉やきのこに寄って撮影しました。細部までしっかり描写できるのも、このレンズの魅力です。

多留姫の滝には吊り橋があり、そのスケール感を超広角で表現しました。渓谷は意外と深いので注意を。

EOS-1D X Mark IIの魅力

EOS-1D X Mark IIは、まさに“プロのための道具”です。特に印象的だったのは、以下のポイント。

• 剛性感と操作性: ボディの頑丈さと手に馴染む操作性は、さすがフラッグシップモデル！
• シャッターフィーリング: メカシャッターの重厚感ある音と手に伝わる感触は、一度体験すると病みつきになります。
• 高速連写: スポーツや動きのある被写体でなくても、このスペックなら風景スナップでも安心感があります。

ただし、ボディが大きいので、家族の日常やスナップ用途ではオーバースペックかもしれません。

まとめ

EOS-1D X Mark IIは、発売から時間が経ち価格的に手が届きやすくなったことで、手軽にフラッグシップ機の世界を体感できるカメラです。

もちろん最新のミラーレス機も優秀ですが、一眼レフカメラのメカ的な魅力を味わいたいなら、この機会に手に取ってみるのもおすすめです。縦グリ一体型のボディは結構大きく目立つので、街で撮影していても逆にあやしまれないかも？笑

もしこの記事を読んで興味を持たれたら、ぜひEOS-1D X Mark IIで撮影を楽しんでみてください！