みなさんこんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
今回は実家の柿の実を収穫し「干し柿」をつくったときの記録写真です。
使用したのは愛用のフジノンレンズ「XF33mmF1.4 R LM WR」と以前所有していた「XF35mmF2 R WR」の2本。渋柿を渋く撮ってみましたので、ぜひご覧ください。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影した写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
今回使用したカメラ・レンズはこちら
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富士フイルム「X-T4」
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フジノンレンズ「XF33mmF1.4 R LM WR」
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フジノンレンズ「XF35mmF2 R WR」
いずれのレンズも防塵防滴機構「WR」を搭載。屋外でも安心して使えます。
「XF33mmF1.4」と「XF35mmF2」の主な違い【4選】
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軽量・コンパクトなのは「XF35mmF2」
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「XF33mmF1.4」は360g、「XF35mmF2」は170gと2倍以上の重量差があります。グリップが浅い「X-T」一桁機には、重量では「XF35mmF2」がベストマッチだと思いました。しかし、贅沢な光学設計による、より上の写りを求めるとなると、どうしても「XF33mmF1.4」の出番が増えます。なので今は「XF33mmF1.4」しか所有していません。
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価格面では「XF35mmF2」が有利
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2024年10月現在の「価格.com」の最安値は「XF33mmF1.4」が97,000円、「XF35mmF2」は49,780円。こちらも2倍以上の価格差があります。正直、ほとんどボケ味も変わらないので、コスパで選ぶなら「XF35mmF2」がよいかもしれません。
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近接性能…「XF33mmF1.4」の方が5cm寄れる
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最短撮影距離は「XF33mmF1.4」が約30cm、「XF35mmF2」は35cmとなっており、「被写体をより大きく写したい」という方は前者を選びましょう。
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AF性能…「XF33mmF1.4」はリニアモーター搭載で無音・高速
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「XF33mmF1.4」はリニアモーター(LM)を搭載。静音性に優れた高速なオートフォーカスが魅了です。両機使い比べるとわかりますが、「XF35mmF2」は若干モーター音が発生し、AFスピードも劣ります。
作例12枚(JPEG撮って出し)
さっそく作例を見てみましょう(画像クリックで▶️スライドショー形式でもご覧いただけます)。
写真説明欄にレンズ名が入っていますので、見比べてみてください。最初の方が「XF35mmF2」での作例です。
数十年前から庭に生えている渋柿の木。毎年、柿の実が採れます。
枝ごと収穫していきます。
作業場で余分な枝と葉を落とします。
最短撮影距離35cmですが、必要十分に寄りで撮影できます。
たくさん採れました。
皮をむいたら、防カビや保存性向上のため、焼酎にくぐらせてから干していきます。この時点では渋くて食べられません。
ここから「XF33mmF1.4」の作例です。ボケの大きさはやはりこちらのレンズが上に感じます。ピント面も非常にシャープ。
陰影の出方が素晴らしいです。
干し柿の揉み込み作業。より甘く、しっとりと仕上がります。
2週間ほどで食べられるようになりました。もっちりと甘く仕上がっています。
我が家の秋の風物詩でした。
まとめ
コスパと軽快さ重視なら「XF35mmF2」、最高の写りを求めるなら「XF33mmF1.4」
それぞれのレンズの特徴をご覧いただきましたが、スナップ撮影においては性能的には劇的な違いはないかもしれません。
軽さやコンパクトさを求める方は「XF35mmF2」を、最上級の写りを堪能したい方は「XF33mmF1.4」をお試しください。
富士フイルムにはもう一本「神レンズ」と呼ばれ、Xシリーズの最初期からある「XF35mmF1.4 R」もあります。こちらは防塵防滴構造を持たず、AFも遅めでうるさいのですが写りの良さには定評があります。標準域で迷ったらこの3本を店頭やレンタルサイトなどで使い比べてみてください。
富士フイルムの機材で撮影した実写レビュー記事はこちらも合わせてご覧ください。
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