みなさんこんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
2023年1月8日、妻と一緒に愛知県名古屋市を観光してきました。この日は名古屋市科学館をメインに、街の風景をスナップしながら散策を楽しみました。
撮影に使用したのは、Nikonのクラシカルなフルサイズ一眼レフカメラ「Df」と、単焦点レンズの「AI AF Nikkor 35mm f/2D」。35mmという画角が僕の視界に映る景色とぴったり重なり、ストレスなく撮影を楽しむことができました。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
撮影機材と撮影場所
使用機材
- カメラ: Nikon Df
- レンズ: AI AF Nikkor 35mm f/2D
- 設定: すべてF2.0の開放で撮影
撮影場所
- 名古屋市科学館:
恐竜の化石、巨大なプラネタリウム投影機、フーコーの振り子などの展示物を撮影。 - 名古屋市内の街並み:
ビルのガラスに反射する日光やストリートスナップを中心に撮影。
【JPEG撮って出し作例】名古屋市科学館での撮影
名古屋市科学館は、スケール感のある展示物が豊富な撮影スポットです。特に印象的だったのは以下です。
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、ご了承ください。
- 恐竜の化石
骨の質感や陰影が際立つ迫力ある被写体。35mmレンズの適度な画角で寄って撮影し、背景を整理した構図を簡単に作ることができました。
- プラネタリウム投影機
プラネタリウムを楽しむことができる同科学館。古い投影機が展示されており、その仕組みの奥深さに感動させられました。
- フーコーの振り子
若干動きのある被写体ですが、タイミングを見計らってDfの気持ちよいシャッター音とともに切り取りました。
- 国産大型ロケットH-IIB
屋外展示されている巨大なロケット。近くで見学するとその大きさに驚かされます。内部構造を見ることもできました。
- その他の作例
【JPEG撮って出し作例】名古屋市内のストリートスナップ
名古屋市内を歩きながらストリートスナップを楽しみました。普段は自然やレトロな街並みを撮ることが多い僕にとって、都会的な風景は新鮮でした。
- ビルに反射する光が印象的
ビルに反射する日光が作るキラキラ感がとても新鮮で、35mmレンズの描写力がこの風景をさらに引き立ててくれました。 - レンズの荒い特性が味に
古いレンズならではのパープルフリンジが街路樹の枝と空の境目で目立つ場面もありましたが、この少し荒い描写がむしろ作品に味を加えてくれると感じました。 - 35mmがちょうどいい
35mmという画角は広すぎず狭すぎず、目に映る景色をそのまま切り取れる感覚で、とても快適に撮影を進められました。
- カレーうどんを味わう
名古屋メシのひとつ「カレー煮込みうどん」をいただきました。土鍋で提供され、レンズのレトロな描写とよく似合います。
使用機材のレビュー
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Nikon Df
- メリット:フルサイズセンサーならではの立体感、1600万画素の適度な解像度、豊かな階調。データ容量が軽く、保存も楽。
- デメリット:ボディの質感が少しチープ。ただし、撮影体験そのものは素晴らしい。
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AI AF Nikkor 35mm f/2D
- メリット:軽量でレトロな雰囲気のある描写。シャープさと柔らかさがバランスよく、開放F2.0で楽しめる。フードの金属感がすばらしい。
- デメリット:パープルフリンジが目立つ場面あり。ボケ味がざわつくことも。
この組み合わせは「エモい」描写が得意で、デザインも写りの雰囲気にベストマッチ。特に観光や街歩きでの撮影に向いていると感じました。
最新機種「Zf」との比較
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Nikon Zf
クラシカルなデザインがDfを彷彿とさせる最新、高性能なミラーレスカメラ。ただし、純正レンズのラインナップが少ない点が気になるところ。オールドレンズとの組み合わせで対応すれば、より楽しめそうです。
最新機種が気になる方は、Dfの代わりにZfを選ぶのもありですね。
まとめ:35mmの万能感
今回の名古屋散策で改めて感じたのは、35mmという焦点距離の万能さです。視界に映る風景をそのまま切り取れる感覚が、撮影をより楽しく、自然なものにしてくれました。
Nikon Dfと35mmレンズの組み合わせは、特に観光や日常スナップで活躍します。このレトロな描写力は、写真に「エモさ」や「味」を求める人にぴったり。撮影自体を楽しみながら、素敵な写真が残せるこの組み合わせをぜひ試してみてください。
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