みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
今回は、先日発表されたOM SYSTEM OM-3についてお話しします。
このカメラはクラシカルなフィルムカメラ調のデザインが特徴で、見た目はレトロながら最新技術が詰め込まれています。
今回は、僕の愛機FUJIFILM X-T5との違いを中心に、気に入ったポイントや気になる点をまとめてみました。
OM-3の気に入ったポイント
クラシカルなデザイン
OM-3の最大の魅力は、そのデザイン。クラシカルなフィルムカメラ調で、レトロカメラ好きにはたまりません。ただ、軍幹部(カメラ上部)のダイヤル表記は意外と現代的で、ここはX-T5の方がよりクラシックな雰囲気ですね。
驚異のバッテリーライフ
バッテリー性能は、富士フイルムのミラーレスカメラで最も保ちが良い「X-T5」の約740枚に対し、「OM-3」は約1,040枚の撮影が可能!一眼レフ時代は1,000枚以上撮れるのが当たり前という感覚だったので、これはかなり魅力的なポイントです。
内蔵ハーフNDフィルター
OM-3にはコンピュテーショナルフォトグラフィー機能としてハーフNDフィルターが内蔵されており、青空を取り入れた風景写真や海辺での撮影で威力を発揮しそう。適応範囲も細かく設定できるので、撮影の幅が広がりそうですね。
フラッグシップ譲りの防塵防滴 & AF性能
フラッグシップモデル「OM-1 Mark II」譲りの防塵防滴性能を搭載しているため、エクストリームな環境でも安心して使えます。
さらに、AF性能もフラッグシップクラス。レトロな見た目とは裏腹に、最新のテクノロジーが詰まったカメラです(テクノロジーは進んでいたほうが僕は好き)。
スタイリッシュなグリップレスデザイン
「OM-3」は「X-T5」とほぼ同じサイズですが、グリップレスデザインが採用されており、スッキリしたフォルムが特徴。おしゃれに持ち歩ける反面、持ちにくさは覚悟が必要ですね(汗)。
試してみたいポイント
新レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II」との組み合わせ
「OM-3」を買うなら、レンズは新しく発表されたM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II(換算約35mm) にしようかなと思っています。
50mm(換算)はFUJIFILM XF33mmF1.4 R LM WRに任せるつもりなので、OM-3ではよりスナップ撮影に適した35mmで楽しみたいですね。
でも、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIもすごく良さそう。。
圧倒的な手ぶれ補正
OM SYSTEMのカメラは強力な手ぶれ補正で有名ですが、OM-3も例外ではありません。
これに明るいレンズを組み合わせれば、夜間撮影やスローシャッターの表現がさらに自由になりそうです。
手持ちでどこまで撮れるのか、ぜひ試してみたいですね。
気になる点 & まとめ
総評:僕にはピッタリのカメラかも?
僕のように1台のカメラで作品づくりをする人にとっては、理想的なカメラかもしれません。ただ、まだポチってはいません(笑)。
でも、この手のカメラは人気が出すぎて手に入らなくなるパターンが多いので、買うなら早めの決断が必要ですね。
さもなければ、またメーカーから「予想を上回る注文により納期が遅れる」というお決まりのアナウンスを聞くことになりそうです。
進化する映像エンジン & カラー設定
これから映像エンジンがさらに進化していくことで、カメラとコンピューターの一体化が進みそうですね。
これまでパソコンで行っていた編集作業も、撮影時点でかなり追い込めるようになりそう。
僕のようにRAW現像をしない人間にとっては、これはかなり嬉しいポイントです。
さらに、OM-3は色ごとの彩度調整も可能とのこと。
富士フイルムのフィルムシミュレーションのカスタムは、プリセットをベースにホワイトバランスなどを調整する方式ですが、OM-3ではプリセット自体をつくる感覚で色味を調整できるようなので、かなり楽しそうです!
チルト液晶がよかった
OM-3はバリアングルモニター搭載モデルですが、個人的にはチルト式がよかったですね。ウエストレベルで撮影する機会が多いので、さっと引き出せたほうがいいと思いました。この点はX-T5が優秀です。
みなさんはもうポチりましたか?
僕はまだ迷っていますが、OM-3はかなり魅力的なカメラですね。
今回、気になる点をまとめてみましたが、みなさんの意見もぜひ聞かせてください!
コメントで感想を教えていただけると嬉しいです。
それではまた〜!
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