旅のカメラ選びとOM SYSTEM OM-3の魅力
みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
旅の思い出を写真に残すなら、どんなカメラとレンズを持ち出そうか悩む人は多いと思います。
今回の旅では、クラシカルなデザインが魅力の「OM SYSTEM OM-3」に、換算34mm相当の「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II」を組み合わせました。
この組み合わせを選んだ理由は、以下のとおりです。
- レトロデザインで旅先での撮影が楽しくなる
- 単焦点ならではの軽快さ
- 防塵防滴仕様で温泉旅館や屋外撮影でも安心
- F1.8の明るさで、ボケを活かした写真が撮れる
旅の記録を残すのに、どれだけこの機材が活躍したのかを作例とともにレビューしていきます。
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M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II × 旅写真|作例レビュー

シャッタースピード:1/320秒|絞り:F1.8|露出補正:-1.0EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
「JPEG撮って出し」の作例を掲載しながら、レンズの魅力をレビューします。
旅のスナップに最適な35mm相当の画角

シャッタースピード:1/800秒|絞り:F1.8|露出補正:-1.0EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
一般的に旅写真では、広角から標準までをカバーするズームレンズが便利ですが、単焦点ならではの描写力やF1.8の明るさが、旅のワンシーンを印象的に残してくれます。
特に35mm相当の画角は、人物と背景をバランスよく収めやすいのが魅力です。
実際の作例と撮影シーン|JPEG撮って出し
宿でのくつろぎシーン

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:-2.3EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:500|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
宿についてすぐ、妻と娘がくつろぐ姿を撮影。2人の表情と、落ち着いた旅館の雰囲気がバランスよく写りました。
家族のふれあいをやさしく切り取る

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:±0EV|ホワイトバランス:2900K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:3200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
妻の足のトンネルをくぐる娘のワンシーン。前ボケを活かして奥行きを強調しました。
光の表現力

シャッタースピード:1/640秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.7EV|ホワイトバランス:7500K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
朝焼けに照らされた庭の竹垣を撮影。ホワイトバランス7500Kで温かみのある色味に調整。
逆光を活かしたポートレート

シャッタースピード:1/320秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.7EV|ホワイトバランス:7500K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
朝日の逆光を活かし、妻と娘を撮影。広角すぎないので、自然なパースで使いやすかったです。
旅館の情緒を切り取る

シャッタースピード:1/160秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.7EV|ホワイトバランス:7500K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
のれんに当たる朝日の木漏れ日を縦構図で撮影。奥のボケ感と立体感が印象的。
ワインサーバー

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:-1.3EV|ホワイトバランス:7500K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:250|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
数種類のワインを試飲できるサーバー。整然と吊るされたグラスの輝きが美しい。
料理撮影にも絶妙な画角

シャッタースピード:1/160秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.3EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
朝食の器が並ぶテーブルを撮影。35mm相当の画角は、2人分の食事をぴったり収めるのにちょうどよかったです。

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.3EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:250|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
ベビーチェアにちょこんと座り、眠そうな表情を浮かべる娘が可愛らしい。
旅の何気ない瞬間を美しく

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:±0EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:1000|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
館内で何かを指さす娘と僕。妻が撮影してくれた一枚です。F1.8のボケ感を活かしつつ、背景の雰囲気も伝わる仕上がりに。

シャッタースピード:1/250秒|絞り:F1.8|露出補正:±0EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
障子越しの柔らかい光で娘を撮影。割と寄って撮影しましたが、換算35mm相当の画角なら顔が極端に歪むようなこともないので使いやすかったです。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIの特徴と旅カメラとしての実力
防塵防滴仕様で旅先でも安心
旅の撮影では突然の雨や湿気が気になるものですが、防塵防滴仕様のこのレンズなら温泉旅館や屋外撮影でも安心。

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:±0EV|ホワイトバランス:5300K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:8000|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:±0EV|ホワイトバランス:5300K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:2000|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
実際に露天風呂をスナップした際も、水滴を気にせず撮影できました。
F1.8の明るさとボケ感
マイクロフォーサーズの特性上、フルサイズほどのボケは得られませんが、F1.8の明るさを活かせば適度なボケ感を演出可能。

シャッタースピード:1/1250秒|絞り:F1.8|露出補正:-1.0EV|ホワイトバランス:5300K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
特にポートレートや料理撮影では、背景や前景を適度にぼかしつつ、主題を際立たせることができます。

シャッタースピード:1/4000秒|絞り:F1.8|露出補正:+1.7EV|ホワイトバランス:5300K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
近接撮影にも強い

シャッタースピード:1/125秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.3EV|ホワイトバランス:オート|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:400|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
旅先では「これを撮りたい!」と思った瞬間にすぐ寄れるかどうかが重要。
このレンズは最短撮影距離20cmと近接撮影にも強く、娘の足先や料理など細部をしっかり写し込めました。
まとめ|旅に最適なレンズは?

シャッタースピード:1/25600秒|絞り:F1.8|露出補正:-0.7EV|ホワイトバランス:5300K|仕上がり: i-Finish:標準|ISO:200|使用機材:OM SYSTEM OM-3 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II
「OM SYSTEM OM-3」と「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II」は、旅写真に最適な組み合わせでした。
- 35mm相当の画角は、スナップからポートレート、料理撮影まで幅広く対応
- 防塵防滴仕様で温泉旅館やアウトドアでも安心
- F1.8の明るさで、ボケ感を活かした写真が撮れる
- コンパクトで軽量だから持ち運びも快適
旅カメラを探しているなら、ぜひこのレンズを試してみてください。
換算35mmをベースにして、もっと寄りたくなったり、あるいは広く撮りたくなったりしたら必要に応じてレンズを追加していくと撮影の幅が広がりますよ。
ただ、いきなり買うよりレンタルで試用するのもおすすめです!
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