【作例20枚】FUJIFILM『REALA ACE』の忠実な色再現を楽しむ X-T5
旅日記(実写レビュー)
2024.12.012024.12.05
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みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
今回は富士フイルムのフィルムシミュレーション「REALA ACE 」の設定で、長野県岡谷市の人気ラーメン店「蔵人」と長野県諏訪市の高島城をスナップしてきました。
見たままに近い素直な発色で、ラーメンのシズル感やお城のディテールがうまく再現できました 。ぜひ作例をご覧ください。
私は過去、各メーカーのカメラボディ約70種類、レンズ約60種類を使い比べてきましたが、機材のスペックを追い求めずに感性を磨こうと、富士フイルムの「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」のみを残して全て売却しました(機材沼からなんとか這い出しました)。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
REALA ACEの特徴は忠実な色再現
REALA ACEの特徴は以下のとおり。
忠実な色再現を目指している ということで、日常使いに重宝しそうなモードですね。
リアラエース
世界初の「第4の感色層技術」を導入したネガフィルム[REALA ACE]がベース。目で見たままに近い忠実な色再現を目指し様々なシーンにおいて使いやすくしながらも、階調にメリハリを持たせることで立体的な表現が得られます。 公式サイト より
【作例20枚】JPEG撮って出し
さっそく作例をご覧ください。
※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合があります が、1枚1枚じっくりとご覧ください。
麺屋「蔵人」(湊店)
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:400 | -1.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
諏訪湖の目の前に位置する絶好のロケーション。この写真では雲に隠れていますが、遠くには八ヶ岳も望めます。
現在工事中の諏訪湖スマートICが完成したら、さらに賑わうことでしょう。
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:200 | -1.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
混雑時には諏訪湖の絶景を望みながら、楽しく順番を待つこともできそうです。
シャッタースピード:1/110秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -1.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
錆びた感じがかっこいい看板。
シャッタースピード:1/105秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -1.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
のれんも押さえておきました。
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:160 | -1.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
ちらり。
シャッタースピード:1/300秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -4.3EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
ついローキーで撮ってしまいます。
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:400 | -0.7EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
清潔感があり、おしゃれな内観。
シャッタースピード:1/80秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -2.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
水をつかみたい手。
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -2.0EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
龍のオブジェが迫力あります。
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:200 | -2.3EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
窓ガラスから諏訪湖方面を一枚。店内が反射しました。
シャッタースピード:1/85秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -1.3EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
「味噌とんこつガツン」。24時間ていねいに炊きあげたトンコツを焼き味噌と合わせた濃厚な一杯です。スープを半分残しておけば、ご飯、卵、ネギなどを入れて雑炊にしてくれます。
シャッタースピード:1/58秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -1.3EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
「酒粕焼き味噌らーめん」。焼き味噌らーめんに、酒粕玉が入っており、スープに溶かしながらいただきます。冬場は温まりますよ。
シャッタースピード:1/50秒 | 絞り:F1.4 | ISO:320 | -1.3EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
シャッタースピード:1/56秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -0.7EV | REALA ACE | WB:AUTO雰囲気優先(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
ごちそうさまでした。
諏訪市高島城
シャッタースピード:1/1500秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -0.7EV | REALA ACE | WB:晴れ(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
こちらは諏訪の浮城と呼ばれる高島城。日没後の青みがかった景色をそのままに捉えられました。
シャッタースピード:1/750秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -0.3EV | REALA ACE | WB:晴れ(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
柳の前ボケを入れて。
シャッタースピード:1/2900秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -0.7EV | REALA ACE | WB:晴れ(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
木の枝のシルエットを楽しみます。
シャッタースピード:1/600秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -0.7EV | REALA ACE | WB:晴れ(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
お堀の反射を撮りました。
シャッタースピード:1/480秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -2.3EV | REALA ACE | WB:晴れ(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
屋根の影になった部分も潰れずに撮影できました。
シャッタースピード:1/300秒 | 絞り:F1.4 | ISO:125 | -1.7EV | REALA ACE | WB:晴れ(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF33mmF1.4 R LM WR
石垣の立体感がうまく再現できました。
今回の主な設定
ほぼデフォルト設定です。高島城の撮影では空の白飛びを防ぐため、カラークローム ブルーを「強」にしました。
ボディ:X-T5
レンズ:XF33mmF1.4 R LM WR
ハイライトトーン:0
シャドウトーン:0
カラー:0
シャープネス:0
高感度ノイズ低減:0
明瞭度:0
点像復元処理:ON
カラークローム・エフェクト:OFF
カラークローム ブルー:OFF(高島城では「強」)
グレイン・エフェクト:OFF
まとめ:REALA ACEは汎用性が高い
「REALA ACE」は風景、メシ撮りなど、さまざまなシーンで使える汎用性の高いフィルムシミュレーションでした 。
「クラシックネガ」や「Velvia/ビビッド」などはクセ強めのモードですが、「REALA ACE」は比較的ニュートラルな写りで、自然な写真に仕上がります。
みなさんもぜひ「REALA ACE」モードに設定し、被写体の魅力を忠実に再現してみてはいかがでしょうか。
それではよいフォトライフをお送りください。
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