【作例9枚】森将軍塚古墳をRICOH GRⅢでスナップ|埴輪と光が織りなす絶景

露出時間:1/640秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III 旅日記(実写レビュー)
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みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。

今回は長野県千曲市にある森将軍塚古墳を見学した際に使ったRICOH GRⅢでの作例を公開します。

GRⅢの写りが気になる方はぜひご覧ください。

撮影場所:長野県千曲市 森将軍塚古墳
撮影日:2021年10月
撮影機材:RICOH GRⅢ

私は過去、各メーカーのカメラボディ約70種類、レンズ約60種類を使い比べてきましたが、機材のスペックを追い求めずに感性を磨こうと、富士フイルムの「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」のみを残して全て売却しました(その後、厳選した機材を若干追加しています)。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。


はじめに:森将軍塚古墳とは?

森将軍塚古墳は、長野県千曲市の標高490mの丘陵に位置する国指定史跡です。この古墳は、約1650年前の古墳時代中期(4世紀中頃から後半)に造られた全長約100mの前方後円墳で、長野県内最大かつ最古級の古墳とされています

当時の「科野のクニ」を治めていた豪族(大王)の墓と考えられており、上から見ると「く」の字型に折れ曲がったいびつな前方後円形をしています

発掘調査後、当時と同じ材料や工法で築造時の姿に正確に復元整備されました墳頂からは、善光寺平、戸隠連峰、北アルプス、千曲川、川中島古戦場などの景色を見渡すことができ、絶景スポットとして知られています。

頂上に登るには20分ほど山道を歩くので、コンパクトなGRⅢがぴったりでした。

RICOH GRⅢの魅力

GRシリーズはスナップシューターの定番。特にGRⅢは、ポケットに収まるサイズ感ながらAPS-Cセンサーを搭載し、高画質な写真が撮れるのが特徴です。

GRⅢ(28mm相当)

・広角でスナップや風景撮影に最適
・手ぶれ補正が搭載されており、暗所でも安心

【作例】JPEG撮って出し

「かいぜ」で昼食|おしぼりうどんを味わう

露出時間:1/640秒 | F値:f/2.8 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/640秒 | F値:f/2.8 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

辛味大根の絞り汁で味わう「おしぼりうどん」や「おしぼりそば」が楽しめる有名店「かいぜ」。古墳に行く前に立ち寄り、昼食をとりました。入り口に置かれた木彫りのねずみ?が印象的でした。

古墳時代の村の再現エリア

露出時間:1/125秒 | F値:f/3.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-0.7EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/125秒 | F値:f/3.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-0.7EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/30秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:5000 | 露出補正:-1.7EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/30秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:5000 | 露出補正:-1.7EV | 使用機材:RICOH GR III

古墳の麓には、当時の住居や高床式倉庫が再現されています。倉庫の中は薄暗かったのですが、GRⅢの手ぶれ補正のおかげでブレなく撮影できました。高感度のノイズ感もいい味出してます。

木漏れ日が美しい散策コース

露出時間:1/125秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.7EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/125秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.7EV | 使用機材:RICOH GR III

古墳へ向かう散策コースには、美しい木漏れ日が落ちていました。GRⅢのナチュラルな階調表現が、この雰囲気をしっかり捉えています。

古墳と埴輪の列

露出時間:1/1000秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/1000秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/640秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/640秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

階段を上がると、復元された古墳が目の前に。

露出時間:1/2500秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/2500秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/3200秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/3200秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/1600秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/1600秒 | F値:f/4.5 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.3EV | 使用機材:RICOH GR III

墳丘の周囲には埴輪がぐるりと並び、当時の姿を再現しています。広角のGRⅢでダイナミックに撮影しました。

GRⅢxでの作例

今回の旅ではGRⅢxも持参していました。その作例を少しだけ載せておきます。

姨捨(おばすて)SAの視力検査風看板

露出時間:1/2000秒 | F値:f/2.8 | ISO感度:100 | 露出補正:±0EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/2000秒 | F値:f/2.8 | ISO感度:100 | 露出補正:±0EV | 使用機材:RICOH GR III

高速道路の「姨捨サービスエリア」にあった、視力検査風の地名看板。ユニークなデザインが面白く、GRⅢxの40mmで狙いました。ぜひ、拡大してご覧ください。

駐車場の白線の奥行き感

露出時間:1/1600秒 | F値:f/5.0 | ISO感度:100 | 露出補正:±0EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/1600秒 | F値:f/5.0 | ISO感度:100 | 露出補正:±0EV | 使用機材:RICOH GR III

シンプルな駐車場も、GRⅢxならではの画角を活かして撮影。

「かいぜ」にいたうさぎ

露出時間:1/1600秒 | F値:f/2.8 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.0EV | 使用機材:RICOH GR III

露出時間:1/1600秒 | F値:f/2.8 | ISO感度:100 | 露出補正:-1.0EV | 使用機材:RICOH GR III

店の前で餌を欲しそうにしていたうさぎをGRⅢxでスナップ。開放F2.8での適度なボケ感が柔らかく、被写体を際立たせています。

GRⅢ / GRⅢxを使ってみた感想

今回改めて感じたのは、GRⅢの手ぶれ補正が暗所で本当に役立つということです。特に高床式倉庫の中は昼間でも薄暗かったのですが、しっかりとディテールを残した撮影ができました。

また、木漏れ日の撮影ではGRⅢらしい美しい階調が得られ、このカメラの魅力を改めて実感しました。

2台持ち歩いても邪魔にならないのはGRシリーズの大きな魅力。ただし、デザインがほぼ同じなので、リングキャップやホットシューカバーを変えて見分けやすくするのがオススメです。


話題のGRⅢx、手放す人も?


最近、YouTuberのジェットダイスケ/JETDAISUKEさんがGRⅢxを手放したという動画を公開していました。理由は「他の機材との差別化が難しいから」とのこと。

とはいえ、彼がテレコンとストロボをつけて撮っていた料理写真の美しさは圧巻でした。GRⅢxはスナップだけでなく料理撮影にも向いていると感じます。

このコンパクトさでAPS-Cセンサー搭載、かつ高画質というのは唯一無二。2025年には後継機の噂もあるので、GRシリーズの進化に期待したいところです。

GRシリーズの未来と購入リンク

GRⅢ / GRⅢx の魅力はまだまだ健在。スナップ好きならぜひ試してほしいカメラです。

RICOH GRⅢ / GRⅢx の購入はこちら



気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

  • 森将軍塚古墳はスナップ撮影にぴったりのスポット
  • GRⅢは広角&手ぶれ補正でオールマイティに活躍
  • GRⅢxはボケを活かした撮影やスナップに最適
  • ポケットサイズで2台持ちも苦にならない
  • GRシリーズの進化に今後も注目

GRで切り取るスナップの楽しさを、ぜひ体験してみてください。

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