みなさんこんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
今回は2024年10月27日に開催された「諏訪湖マラソン2024」を愛機「富士フイルム X-T5」でレトロに切り取ってきましたので、作例を掲載します。
富士フイルムの購入を検討されている方、クラシックネガの実力が知りたい方の参考になれば幸いです。
※掲載した画像は、長辺2000pxの高画質ですので閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、ご了承ください。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影した写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。
カメラ設定
クラシックネガを選択
使用したフィルムシミュレーションは、富士フイルムの中で最もエモーショナルで人気の高い「クラシックネガ」。
グレイン・エフェクトをたっぷりと
フィルムライクな写りに仕上げるため粒状感をプラスする「グレイン・エフェクト」もたっぷりと掛けています。
各種設定一覧
-
- 露出モード:絞り優先オート
- ダイナミックレンジ:400%
- ハイライトトーン:-0.5
- シャドウトーン:-0.5
- カラー:-1
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
- 点像復元処理:ON
- カラークローム・エフェクト:弱
- カラークローム・ブルー:弱
- グレイン・エフェクト:強・大
- スムーススキン・エフェクト:OFF
絞り優先に設定し、ほぼ開放で撮るのが筆者のスタイル。
屋外の昼間なので、最速のメカシャッターでも白飛びが懸念されますが、富士フイルムのカメラにはメカシャッターと電子シャッターを自動で切り替えてくれる便利なモードがあるので、そちらを使っています。
「X-T5」は1/180000秒までシャッタースピードを上げられるので、晴れた日中に大口径レンズの開放を使ってローキーな写真を撮ることもできます笑
作例10枚(JPEG撮って出し)
帽子をかぶって応援にいく準備を整えたひめめ。
かなりレトロな写りになっていると自負していますが、後編集は行なっておりません。
富士フイルムのカメラは、撮って出しでこの色味が出せるので手放せません。
よめめに抱き抱えられて出発。
ホワイトバランス「日陰」がレトロさに一役買ってます。
沿道には地元住民が応援に駆けつけていました。
気持ちのいい気候の中を次々と駆け抜けていくランナーたち。
仮装しているランナーの姿もちらほら。
沿道で応援しているとランナーの皆さんも笑顔で応えてくれ、ひめめもご機嫌でした。
開放F1.4ですが、高速な電子シャッターのおかげでなんら問題なく撮影できています。
ダイナミックレンジを400%に設定しているので、白飛び耐性も向上しています。
かっこいい恐竜にまたがって滑走するランナー。笑顔が眩しかったですw
世界征服に向かうのでしょうか。ショッカー軍団の姿も。
沿道からの声援に「イーッ!」と応えていました笑
人の流れを不思議そうに見つめるひめめ。
秋らしい空を絞り開放と超高速シャッターで。
使い捨てカメラ「写ルンです」のフィルムを再現したとされる「クラシックネガ」の写りは、フィルム写真と遜色ない仕上がりだと改めて感じました。
今回使用したカメラ・レンズ
-
富士フイルム「X-T5」
-
フジノンレンズ「XF33mmF1.4 R LM WR」
まとめ
富士フイルム、特にクラシックネガの色味はフィルム写真そのもの。
フィルムカメラのようなクラシカルなデザインのボディから、その外観に期待する画をきちんと描き出してくれるので撮っていてとても気持ちよかったです。
フィルムカメラが気になるけど現像・データ化の費用が心配な方、デジカメでフィルムライクな写真が撮りたいと思っている方、おしゃれなカメラが欲しい方は買って後悔することはないと思います。
「X-T5」はAPS-Cセンサー搭載のカメラなので、ボケが必要な方は大口径プライムシリーズの代表選手「XF33mmF1.4 R LM WR」をぜひ手に入れてください。
防塵防滴耐低温構造で天候の悪い日でも屋外で躊躇なく使える上、ピント面はシャープ、ボケはやわらか、高速で静かなAFと、いいことずくめです。
それでは今回は以上です。
よいフォトライフをお送りください。
コメント