RICOH GR III & GR IIIxの作例と使い分けレビュー | 浅間温泉『栄の湯』で昭和レトロを満喫！

みなさんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。

今回は、長野県の浅間温泉にある歴史あるお宿『栄の湯』に夫婦で宿泊してきました。昭和レトロな雰囲気が漂うこのお宿で、RICOH GR IIIとGR IIIxを片手にスナップ撮影を楽しんできたので、そのJPEG撮って出し作例と体験談をお届けします。

『栄の湯』は、木の温もりを感じる内観やレトロな電灯など、時代を感じさせる魅力的な場所でした。そしてかつて今よりも賑わっていたであろう街並みも、スナップ写真の被写体として最高でした。

撮影日：2024年2月3、4日

RICOH GR IIIとGR IIIxの特徴と使い分け

今回の旅のお供は、スナップカメラの代名詞とも言えるRICOH GRシリーズ。GR IIIとGR IIIx、それぞれの特性を活かしながら撮影しました。

RICOH GR III（28mm広角）

GR IIIは28mmの広角レンズが特徴で、その場の雰囲気をそのまま切り取るのに最適です。例えば、『栄の湯』の木製の階段や、レトロな電灯を撮影したときも、全体の雰囲気を忠実に記録することができました。パシャっとシャッターを切るだけで「その場の空気感」を写せるのは、さすがGRだと感心しました。

※掲載した画像は長辺2000pxにリサイズし、最高画質設定で保存したものです。閲覧環境により読み込みに時間がかかる場合がありますが、１枚１枚じっくりとご覧ください。

広がりのある階段と電灯から漏れる柔らかな光。

RICOH GR IIIx（40mm標準）

一方でGR IIIxは40mmの標準レンズ。被写体に寄ることで主題を強調したり、切り取り感のある構図をつくることができます。
例えば、朝食の湯気が立つごはんや、温泉街を散策する妻を撮影した際にはGR IIIxが大活躍。背景を少しボカすことで、主題を引き立てる効果も抜群です。

湯気が立つごはんが食欲をそそります。

『栄の湯』で感じた昭和レトロの魅力

『栄の湯』は、細部にわたって昭和レトロな雰囲気が漂っています。木製の階段や廊下、レトロな電灯の数々など、どこを切り取っても絵になります。広角レンズのGR IIIでは全体の雰囲気を、GR IIIxではディテールを狙って撮影しました。

また、温泉の湯気やタイル張りの洗面台なども絶好の被写体に。毎度ながらローキー調で撮影し、その場の空気感をうまく表現できたと感じました。昭和レトロなお宿はカメラを持つ手が止まりません。

浅間温泉街を歩いてスナップ撮影

宿を出て浅間温泉街を歩いてみると、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。湯坂通りの昔ながらの街灯やレトロな建物がたくさんあり、まるでタイムスリップしたような気分に。

GR IIIで広がりのある街並みを撮ったり、GR IIIxで切り取り感のある構図を狙ったりして、温泉街を満喫しました。

食事の魅力をGRで切り取る

『栄の湯』でいただいた食事は、見た目も美しく、おいしさも抜群でした。特に印象的だったのは、カラフルな器に盛り付けられた料理の数々。目にも鮮やかで、写真を見ているだけでお腹が空いてきます。馬刺しもおいしかったです。

GRシリーズが旅の相棒として最適な理由

この旅を振り返り、改めてRICOH GRシリーズの魅力を感じました。

• 小型で軽量：ポケットに入るサイズで、持ち運びがとても便利。
• 素早い起動と高画質：シャッターチャンスを逃さず、圧倒的な画質を誇る。
• 幅広い表現力：28mmの広角と40mmの標準画角で撮影の幅が広がる。

旅先だけでなく、日常の何気ない瞬間も美しく切り取れるGRシリーズ。特に今回のようなレトロな旅では、その性能を存分に活かすことができました。

浅間温泉に程近い妻の出身幼稚園には、卒園記念として製作したというオブジェがまだ飾られていてびっくり。

まとめ

浅間温泉『栄の湯』での滞在は、昭和レトロな雰囲気を感じながらのんびりと過ごせる素晴らしい時間でした。GR IIIとGR IIIxという最高の相棒とともに、スナップ写真を楽しむ旅は大満足の結果に。

これから旅に出る人や、写真を趣味にしたい人に、RICOH GRシリーズは本当におすすめです。ぜひ次の旅のお供に選んでみてください！