皆さんこんにちは、ドキュメンタリー写真家のT-heyです。
前回に引き続き、愛機「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」の組み合わせによる「JPEG撮って出し」実写レビューをお届けします。
最新テクノロジーがレトロボディの中に詰めこまれ、さながら「銀河鉄道999」のようなカメラです。
撮影体験も吐き出される画もとても魅力的です。
それではさっそくご覧ください。
パート①から見たい方はこちら
「HOTEL松本本箱」に到着。のれんの質感とシャドー部の色合いがお気に入り。
革の質感とグラデーションを見事に表現してくれました。
玄関をグリーンの前ボケで演出。
ブックホテル「松本本箱」は読書好きにはたまらない空間。おしゃれなインテリアに囲まれながらたくさんの本と触れ合えます。
手前の格子にピントが持っていかれないようMFで撮影。AF/MFはボディ正面のつまみで即座に切り替え可能。
電飾もハイセンス。
フルサイズ換算50mm相当となる「XF33mmF1.4 R LM WR」の端正な写り。
低輝度下でもAFはスムーズに合焦。
浴場をリノベーションしたスペースの電気には風呂桶が使われていました。イベントで照明を落としていたためISO感度は6400まで上がっていますが、破綻の無い写りです。高感度の粒状感もまた味に。
ちなみに粒状感を加えるグレインエフェクトも薄くかけています。
剥き出しのコンクリートを素材としていかした洗練されたデザインの空間。
リフレクションで立体感を演出。こちらISO感度6400ですが、高精細に写しきっています。
前を横切る楽しそうな奥さんと赤たん。とっさの瞬間も「X-T5」の瞳AFがばっちり捕捉してくれました。
被写体との相性が抜群だったフィルムシミュレーション「クラシックネガ」。この画質をRAW現像なしで楽しめるのがフジの魅力。
浴槽を読書スペースとしてリノベーションした空間。壁一面に本がずらり。レンズの歪曲収差も気になりません。
天井の鏡を見上げて1枚。エモい感じになりましたw
絨毯の赤色が渋い。
照明の周りに柔らかいフレアが出ていますが、おそらくレンズフィルターの掃除をしていないためです。オールドレンズのような味わいになりましたw
個室に赤たん入れたら喜んだw
被写体ブレ防止のため最低シャッタースピードを1/200に設定。動きの激しい赤たんもきっちり写しきれます。
なぞの球体を発見。
赤たん入れたら・・・↓
喜んだw
照明を落とした落ち着いた空間のためISO感度は8000まで上がっています。4020万画素の高解像センサーにもかかわらず、ノイズもそこまで気になりません。レンズの明るさにも助けられた1枚です。
クラシックネガはローキーな表現も似合います。
洗練された空間とクラシックネガの愛称は抜群。
宿泊棟「HOTEL小柳」に到着し、エントランスで1枚。コントラスの強く白飛びがありますがそれもフィルムライク。懐かしい写りに仕上がりました。
レンタル自転車。
エレベーター内はやわらかなライティングで、しっとりと撮影できました。
光と影の捉え方が絶妙。
ようやく部屋に到着しました。ハンガーを撮っただけでもどこか画になってしまう懐の深さ。
カメラを持っているとついつい色々な被写体を撮ってしまい、なかなか先に進めませんw 記事内にも書きましたが、子どもがよく動くのでシャッタースピードをISO感度の自動制御で1/200に固定しています。そのため暗い室内では感度が上がりがちですが、そのノイズ感も味になるのが富士フィルムです。とはいえ、あまり高画素機ゆえに感度が上がりすぎるのは困りもの。解放F1.4からシャープに写る「XF33mmF1.4 R LM WR」にも助けられました。
次回は源泉掛け流しの露天風呂と食事の様子などをお届けします。
お楽しみに〜。
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