【作例8枚】クラシックネガで撮る昭和レトロなラーメン店|エモさ増強編集テクニックもご紹介

旅日記(実写レビュー)
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みなさん、こんにちは。ドキュメンタリー写真家のT-heyです。

富士フイルム「X-T5」と「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を持って、長野県諏訪郡下諏訪町にある人気ラーメン店「宮坂商店」へ行ってきました。

昭和レトロな雰囲気が漂うこのお店は、富士フイルムのフィルムシミュレーション、特に「クラシックネガ」との相性が抜群。店舗の外観や内装、料理の撮影を通して、その魅力を存分に楽しむことができました。

今回の記事では、宮坂商店で撮影した作例とともに、X-T5とXF16-50mmF2.8-4.8の使用感を紹介します。昭和レトロな雰囲気を残しつつ、料理の美味しさや店内の雰囲気をどのように切り取れるのか、ぜひ参考にしてみてください。

私は過去、各メーカーのカメラボディ約70種類、レンズ約60種類を使い比べてきましたが、機材のスペックを追い求めずに感性を磨こうと、富士フイルムの「X-T5」と「XF33mmF1.4 R LM WR」のみを残して全て売却しました(その後、厳選した機材を若干追加しています)。
当ブログでは主に富士フイルム「Xシリーズ」で撮影したJPEG撮って出しの写真作例を多数掲載しています。ぜひ、ブックマークをお願いいたします。


撮影概要

  • 撮影場所:長野県諏訪郡下諏訪町 宮坂商店
  • 撮影日:2025年2月3日
  • 使用機材:富士フイルムX-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR
  • フィルムシミュレーション:クラシックネガ

【作例】JPEG撮って出し

店舗外観:まさかの前ピンでも味になるX-T5

焦点距離:16mm | シャッタースピード:1/1300秒 | 絞り:F2.8 | ISO:500 | -0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:16mm | シャッタースピード:1/1300秒 | 絞り:F2.8 | ISO:500 | -0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

この写真は妻が撮影。僕が娘を抱っこしていたため、カメラを渡してお願いしたのですが、マニュアルフォーカス設定のままで渡してしまい、気づかずに撮影。結果前ピンになってしまいましたが、それでもクラシックネガの描写力で、フィルム写真のような味のある雰囲気に仕上がりました。

店内の雰囲気:昭和レトロ×富士フイルムの相性抜群

焦点距離:16.5mm | シャッタースピード:1/25秒 | 絞り:F2.9 | ISO:1600 | -1.0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:16.5mm | シャッタースピード:1/25秒 | 絞り:F2.9 | ISO:1600 | -1.0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:34.3mm | シャッタースピード:1/85秒 | 絞り:F3.9 | ISO:500 | -1.7EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:34.3mm | シャッタースピード:1/85秒 | 絞り:F3.9 | ISO:500 | -1.7EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

店内には、ちょうちんやレトロなポスターが飾られ、クラシックネガとの相性は抜群でした。どこか懐かしい色合いが編集なしで表現できるのが富士フイルムの魅力です。

逆光ポートレート:妻の輪郭を浮かび上がらせる

焦点距離:16.5mm | シャッタースピード:1/90秒 | 絞り:F2.9 | ISO:500 | -0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:16.5mm | シャッタースピード:1/90秒 | 絞り:F2.9 | ISO:500 | -0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

窓ガラスを背景に逆光で撮影。妻の輪郭に沿って光が走り、自然と浮き立つような写真に。

順光で撮る娘:肌の白さを際立たせる背景選び

焦点距離:18mm | シャッタースピード:1/26秒 | 絞り:F3.0 | ISO:640 | -1.0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:18mm | シャッタースピード:1/26秒 | 絞り:F3.0 | ISO:640 | -1.0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

黒い壁を背景にしたことで、娘の肌の白さが際立ちました。

以前ブログ内でご紹介したiPhoneユーザー限定の編集テクニックを適用し、エモさをマシマシに!意外と効果絶大なので試してみてください!

今回の設定:ブラックポイント…-80、ビネット…+20。
※ちなみに元画像はこちら↓
FXT54551

レトロな看板と照明:昭和の雰囲気をそのまま切り取る

焦点距離:25.5mm | シャッタースピード:1/60秒 | 絞り:F3.5 | ISO:500 | -1.7EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:25.5mm | シャッタースピード:1/60秒 | 絞り:F3.5 | ISO:500 | -1.7EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

店内には昭和レトロな看板や照明があり、これがまたX-T5の描写と相性抜群でした。シミュレーションを変えながら撮影すると、また違った雰囲気が楽しめると思いますが、やはりそこはクラシックネガです!

いざ実食。白光りするスープと巨大チャーシュー

焦点距離:50mm | シャッタースピード:1/75秒 | 絞り:F4.8 | ISO:2000 | -0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:50mm | シャッタースピード:1/75秒 | 絞り:F4.8 | ISO:2000 | -0.3EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

いよいよラーメンが到着。スープが光の反射で白くなってしまいましたが、チャーシューの迫力はしっかり伝わります。

料理撮影では中望遠が使いやすく、XF16-50mmF2.8-4.8の望遠側が大活躍しました。焦点距離を調整できるズームレンズは便利。

サイドメニューの黒チャーハンも美味

焦点距離:22.7mm | シャッタースピード:1/58秒 | 絞り:F3.3 | ISO:500 | -2.0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

焦点距離:22.7mm | シャッタースピード:1/58秒 | 絞り:F3.3 | ISO:500 | -2.0EV | クラシックネガ | WB:AUTO(R:0,B:0) | 使用機材:FUJIFILM X-T5 + XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR

ラーメンだけでなく、黒チャーハンも注文。こちらも富士フイルムの色再現で美味しそうに撮れました。

使用機材の感想:X-T5 × XF16-50mm F2.8-4.8の魅力

富士フイルムX-T5 × 昭和レトロな被写体は最強タッグ

  • クラシックネガを使えば、簡単にフィルム風のエモい写真に
  • レトロな雰囲気を撮るならレトロデザインの「X-T5」で気分高まる

料理撮影には中望遠が正解。XF16-50mmF2.8-4.8が便利

  • 料理撮影を歪みなく撮るには望遠側(50mm)が最適
  • 広角~中望遠まで対応できるので、旅行やカフェ巡りにも向いている

iPhoneユーザー向けの編集でさらにエモく

  • おすすめ設定:「ブラックポイントをマイナスに調整、ビネットで周辺光量を落とす」
  • スマホ編集でも富士フイルムの色味を活かせる

まとめ|X-T5はレトロ好きにおすすめのカメラ

露出補正:-3.3EV | ISO:400 | WB:オート | カラーモード:ティールアンドオレンジ | シャッタースピード:1/100秒 | 絞り:F8.0 | 使用機材:SIGMA fp + 90mm F2.8 DG DN

露出補正:-3.3EV | ISO:400 | WB:オート | カラーモード:ティールアンドオレンジ | シャッタースピード:1/100秒 | 絞り:F8.0 | 使用機材:SIGMA fp + 90mm F2.8 DG DN

宮坂商店のレトロな空間と富士フイルム「X-T5」のクラシックネガは相性抜群。料理撮影にも対応できるXF16-50mmF2.8-4.8 R LM WRは、1本で幅広く使える万能ズームでした。

みなさんも今回ご紹介した機材で懐かしい色味を活かした写真を撮ってみませんか。


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